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塩野義製薬株式会社と包括連携協定を締結-産学官民連携による感染症に強いまちづくり「大阪モデル」構築を目指して-

2025年3月5日

  • 教育
  • 研究
  • 産学官連携

202533日(月)、大阪公立大学と塩野義製薬株式会社は、感染症に強いまちづくりの推進を目的に包括連携協定を締結し、締結式を行いました。

本協定に基づき、本学大阪国際感染症研究センター(OIRCID)を中心とした臨床研究ネットワークの構築、人材育成の推進、共同研究などの連携を進め、大阪府ひいては国内外における公衆衛生の向上並びに、人々の健康の維持・増進に寄与することを目的とした、産学官民連携の「大阪モデル」構築を目指します。

締結式には辰巳砂 昌弘学長、OIRCIDの掛屋 弘センター長(医学研究科 教授)、山﨑 伸二副センター長(獣医学研究科 教授)と塩野義製薬株式会社の手代木 功代表取締役会長兼社長CEOJohn Keller上席執行役員・R&D管掌、産官学連携部の今村 渉部長らが出席。

辰巳砂学長の挨拶の後、手代木代表取締役会長兼社長CEOによる「感染症におけるSHIONOGIの取り組みと本提携への期待について」と題したプレゼンテーションが行われました。続いて、掛屋センター長からOIRCIDの取り組みの紹介と、産官学民連携の「大阪モデル」構築を見据えた共同研究についての説明がありました。
最後に、公立大学法人大阪の福島 伸一理事長から今後の連携に大いに期待すると挨拶がありました。

本学は、感染症に強いまちづくりの実現に向けて、都市シンクタンク機能を発揮し、産学官民共創で、大阪のみならず国内外の感染症対策や専門人材の育成などさまざまな社会問題の解決に貢献していきます。

連携項目

1.国際的視野での教育、研究、啓発、情報収集及び発信に関すること
2.公衆衛生体制の強化に関すること
3.感染症危機における対策の準備、対応に関すること
4.感染症対策に係る大阪府又は大阪市と直結した政策支援又は提言に関すること
5.研究者及び学生の人材交流、育成に関すること
6.その他、本協定の目的に資する取り組みに関すること

当日の様子

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協定書への署名

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左より塩野義製薬の今村産官学連携部長、John Keller上席執行役員・R&D管掌、手代木代表取締役会長兼社長CEO、辰巳砂学長、福島公立大学法人大阪理事長、掛屋OIRCIDセンター長、山﨑OIRCID副センター長

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辰巳砂学長による挨拶

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手代木代表取締役会長兼社長CEOによるプレゼンテーション

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掛屋OIRCIDセンター長によるプレゼンテーション

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福島理事長による挨拶

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司会を務める山﨑OIRCID副センター長

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締結式会場の様子

問い合わせ先

産学官民共創推進室 OIRCID事務局 
TEL:072-247-6090 
E-mail:gr-sngk-OIRCID [at] omu.ac.jp
[at]@に変更してください。

該当するSDGs

  • SDGs03
  • SDGs04
  • SDGs17