お知らせ

本学附属植物園を、黒田緑化事業団 黒田理事長らが視察

2025年4月25日

  • 産学官連携
2025年4月21日(月)、公益財団法人黒田緑化事業団の黒田 耕司理事長が、交野市にある本学附属植物園を視察されました。

ご案内にあたり、まず名波 哲理学研究科教授・植物園園長より、植物園の歴史や特色、これまでの実績についての説明があり、その後実際に園内を見学いただきました。
園内では「温量指数」に基づいた11タイプの樹林型生態展示をご覧いただきました。この展示方法は、約70年前に第2代園長であった吉良 竜夫博士が提唱した概念によるもので、現在まで継承され本園の特徴の一つとなっています。黒田理事長は、園内通路を挟んで右側に広がる常緑広葉樹林と、左側の落葉広葉樹林とで、葉の形状や色が大きく異なることに感銘を受けておられました。
事業団の皆さんは、昨年11月に武田薬品京都薬用植物園が加わるまで、本園が環境省が認定する全国24園の「認定希少種動植物園等」の中で唯一の植物園として認定されていたこと、本園のもう一つの特色である「絶滅危惧種コレクション」についても、あらためて驚かれたご様子でした。
また、黒田理事長からは、事業団設立初期に寄贈された温室が現在も良好な状態で維持されていることについて、感謝のお言葉を賜りました。

news250425_bot1サクラの一品種、”関山”の見学

なお、黒田緑化事業団は、大阪府下に樹を植え続け50年を迎えられ、これまで約40万本、金額にして30億円の寄付を行ってこられました。

news250425_bot2左から 名波園長、黒田緑化事業団 寺田事務局次長、黒田理事長、野中附属植物園事務所長、黒田緑化事業団 池田事務局長、竹下技能統括主任

問い合わせ先

大阪公立大学附属植物園
TEL:072-891-2059(9:00~17:00)
Emai:gr-bg-info[at]omu.ac.jp ([at]を@に変更してください。)

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