プレスリリース
3大学・1高専の学生が学生目線で制作「公立大学法人大阪 環境報告書2024」が完成
2024年12月19日
- 学生の活動
大阪公立大学開学後3冊目の「公立大学法人大阪 環境報告書」が完成しました。
大阪市立大学(以下、市大)と大阪府立大学(以下、府大)でそれぞれ作成していた環境報告書を、2022年の大阪公立大学開学を機にリニューアル。大阪公立大学工業高等専門学校の情報も含めた「公立大学法人大阪」の環境報告書として発行を続けています。
本報告書の特徴は、学生が主となって記事作成・編集を行っていること。学内の環境活動や地域の方々と協働している取り組みの紹介に加え、他大学や企業への取材なども行っており、いずれの記事も学生目線で制作されています。大阪公立大学生、4年次以上に在籍する市大生、府大生、そして大阪公立大学工業高等専門学校の学生らが中心となり、教職員がサポートする形で作成しました。
今年度の環境報告書では、2030年までに地球の陸・海それぞれの30%の面積を健全な生態系として保全するという「30by30」の目標達成に向けた取り組みに多くの紙面を割いているほか、2025年秋に開設予定の森之宮キャンパスにおける脱炭素に向けた取り組みなども紹介しています。
大阪公立大学附属植物園の見学
花王エコラボミュージアムへの取材の様子
環境マネジメント推進室学生委員のコメント
山中 遂統さん (大阪市立大学 工学部4年生)
今年度も環境報告書を作成することができました。ご協力いただきました皆さまに感謝申し上げます。環境パフォーマンスに関する記事では、昨年度よりも見やすくするために、グラフの種類を変更するなど工夫いたしました。学生委員の活動では、今年度もさまざまな活動に取り組みました。特に、OECM(自然共生サイト)関連の記事を中心に取材や執筆を行いました。詳細につきましては、ぜひ、今年度の環境報告書をご覧ください。
高木 櫻子さん (大阪公立大学 現代システム科学域2年生)
昨年に引き続き、今年度も環境報告書の作成に携わらせていただきました。何もわからず、とにかく取材と記事作成をしていた1年生の頃とは異なり、取材内容を充実させることはもちろんのことながら、取材相手がどのような思いで活動に取り組んでいるのかを汲み取り、自分の活動にも活かせるように考えながら作成に取り組むことができました。来年度は、その取材内容や思いがより多くの方に、主に学生たちに届けられるよう活動したいと考えています。
環境報告書とは
環境報告書は、持続可能な社会を実現するために大学や企業などの事業者が事業活動による環境への影響を全てのステークホルダーに公表するものであり、作成することによって事業者の内部における環境への取り組みを定期的に見直し、組織内の人々の環境意識を高めるという側面もあります。
本法人では2024年10月9日に環境憲章を制定し、これに基づきPDCA(Plan Do Check Action)サイクルにより環境マネジメントを推進していますが、本環境報告書の作成はその一環となるものです。
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【阪公大】3大学・1高専の学生が学生目線で制作「公立大学法人大阪 環境報告書2024」が完成 (659.1KB)
関連情報
環境への取り組み(環境報告書)
環境マネジメント推進室
大阪公立大学SDGsサイト
本件に関する問合せ
大阪公立大学 環境マネジメント推進室
担当:奥田、平山
TEL:06-6605-3443
取材に関するお問い合わせ
大阪公立大学 広報課
担当:川上
TEL:06-6605-3411
E-mail:koho-list[at]ml.omu.ac.jp ※[at]を@に変更してください
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