最新の研究成果

大学院工学研究科 許 岩准教授、Nattapong Chantipmanee研究員らの研究グループの論文「Toward nanofluidics-based mass spectrometry for exploring the unknown complex and heterogenous subcellular worlds」が、Wileyが刊行する国際学術誌「View」に掲載され、表紙を飾りました。

単一細胞内の未知物質を探索するためには、未知物質を分子構造や物性で同定する分析技術が必要です。本論文では、ナノ流体デバイスと質量分析法を組み合わせることで、複雑かつ不均一な物質世界の探索が実現する可能性について述べています。

表紙のイラストは、Chantipmanee研究員がデザイン・作成したもので、ナノ流体デバイスを用いた単一細胞内の複雑・不均一な物質世界の探索を表現しています。