最新の研究成果
大阪・関西万博での飛行実現へ「空飛ぶクルマ」の離着陸ポートや飛行経路実現性について安全面・都市計画の視点から調査やアドバイザリを担当
2023年7月24日
- プレスリリース
- 工学研究科
大阪公立大学と株式会社大林組、関西電力株式会社、近鉄グループホールディングス株式会社、グロービング株式会社(代表企業)、株式会社 SkyDrive、大日本印刷株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、日本工営株式会社、三菱電機株式会社が、大阪府、大阪市の協力のもと共同で実施する、 2025 年大阪・関西万博開催を見据えた日本初の「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けた大阪ベイエリアにおける離発着ポートや飛行経路実現性検証の調査事業が、昨年に続き内閣府の「先端的サービスの開発・構築や先端的サービス実装のためのデータ連携等に関する調査事業」に採択されました。
本学では、大学院工学研究科の新井 隆景客員教授(大阪府立大学 名誉教授)、片山 徹教授、小木曽 望教授、辻井 利昭教授、吉田 長裕准教授が、「空飛ぶクルマ」の離着陸ポートや飛行経路実現性について、安全面・都市計画の視点から調査の実施およびアドバイザリを担当します。本事業で実施する検証に対して、大学の持つ航空工学・航法測位工学・船舶海洋工学・システム工学・都市計画等の専門的知見から、「空飛ぶクルマ」の持つ新たなモビリティに対して、離着陸ポートおよび航路の安全性と利便性の確立に貢献します。
調査事業内容
- 大阪・関西万博開催時の2地点間運航実現に向け、大阪ベイエリアの離着陸ポート候補地について、必要となるインフラや飛行航路の検証
- 大阪・関西万博後の商用運航の拡大を見据え、その他の有望な離着陸ポート候補地の検討と、ポートの設置に当たっての制度上の課題等について検証
共同実施体制
企業名 | 役割 |
---|---|
グロービング株式会社 | 全体統括・調査実行(ポート・航路関連) |
株式会社SkyDrive | 調査実行(機体・運航関連) |
大阪公立大学 | 調査実行(ポート・航路関連) |
近鉄グループホールディングス株式会社 | 調査実行(ポート関連) |
東京海上日動火災保険株式会社 | 調査実行(リスクアセスメント関連) |
日本工営株式会社 | 調査実行(ポート関連) |
三菱電機株式会社 | アドバイザリ・調査支援(気象調査関連) |
株式会社大林組 | アドバイザリ・調査支援(ポート建設関連) |
関西電力株式会社 | アドバイザリ・調査支援(充電インフラ関連) |
大日本印刷株式会社 | アドバイザリ・調査支援(ポート展示・PR 関連) |
大阪府 | 協力 |
大阪市 | 協力 |
研究内容に関する問い合わせ先
大阪公立大学大学院 工学研究科
教授 小木曽 望(こぎそ のぞむ)
TEL:072-254-9245
E-mail:kogiso[at]omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。
報道に関する問い合わせ先
大阪公立大学広報課
担当:竹内
TEL:06-6605-3411
E-mail:koho-list[at]ml.omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。
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