最新の研究成果
人工光合成研究センターの天尾 豊所長らの論文が「New Journal of Chemistry」誌の表紙に採用
2024年1月11日
- 研究推進機構
- 理学研究科
人工光合成研究センターの天尾 豊所長らの研究グループの論文「Effect of adenosine monophosphate on visible-light driven nicotinamide mononucleotide reduction in a system of water-soluble zinc porphyrin and colloidal rhodium nanoparticles」が国際学術誌「New Journal of Chemistry」誌(Issue 2, 2024)の表紙を飾りました。
本研究では、コロイド状ロジウムナノ粒子を触媒として用いた可視光によるニコチンアミドアデニンモノヌクレオチドの還元反応に対してアデノシンモノヌクレオチドリン酸を添加することによって、その還元速度が加速されることを明らかにしました。
表紙のデザインは、アデノシンモノヌクレオチドリン酸を反応系に加えることでニコチンアミドアデニンモノヌクレオチドの還元が促進されていることをイメージしています。
掲載誌情報
【発表雑誌】New Journal of Chemistry
【論文名】Effect of adenosine monophosphate on visible-light driven nicotinamide mononucleotide reduction in a system of water-soluble zinc porphyrin and colloidal rhodium nanoparticles
【著者】Kazuma Suehiroa and Yutaka Amao
【掲載URL】https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2024/NJ/D3NJ04875F
参考
お問い合わせ
人工光合成研究センター・大学院理学研究科
教授 天尾 豊(あまお ゆたか)
Tel:06-6605-3726
E-mail:amao[at]omu.ac.jp
※ [at]を@に変更してください。
該当するSDGs