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情報学研究科 黄瀬 浩一教授が研究代表を務める課題がJST先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)に採択
2024年12月2日
- 情報学研究科
- 研究
科学技術振興機構(JST)の先端国際共同研究推進事業(ASPIRE) 2024年度「TopのためのASPIRE」AI・情報分野に、情報学研究科の黄瀬 浩一教授が研究代表を務める課題が採択されました。
先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)は、国際共同研究を通じて我が国と科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、我が国の研究コミュニティにおいて国際頭脳循環を加速することを目指すプログラムで、2023年度より開始されました。
「Top のための ASPIRE」は、協力相手国の研究資金配分機関や研究機関などから支援を受けている、または今後支援を受けることが決まっている研究者と、AI・情報、バイオ、エネルギー、マテリアル、量子、半導体、通信の7分野で国際共同研究を実施する日本側研究者からの研究課題を募るもので、14課題が採択されました。
研究課題名:医療×AIの日独重層型研究開発ネットワーク形成と産業創出
研究課題のポイント
- 世界最大級の人工知能研究施設であるドイツ人工知能研究センター(DFKI)と共に、医療AIの研究開発を実施
- 本学から情報学研究科・医学研究科の教員・学生が参加(興味のある方は連絡請う)
- DFKIへの短期・長期派遣、DFKIからの招聘を織り交ぜて、相互派遣を伴う国際共同研究を実施することにより、国際的に活躍できる人材を輩出する
黄瀬 浩一教授のコメント
このたび、JSTの支援を受けて5年4ヶ月の間、学生や若手研究者を中心とした多数の人材交流をドイツ人工知能研究センター(DFKI)との間で実施することにより、医療AIに関する国際共同研究を行います。DFKIは1988年創立という長い歴史を持つ人工知能研究の世界的中心拠点であるだけではなく、産業界との繋がりやスタートアップ創出を含めた産業界への貢献についても世界のトップを走る機関です。この研究を通じて、本学から国際的に活躍できる研究者が多数輩出されることを期待しています。
関連情報
先端国際共同研究推進事業「TOPのためのASPIRE」「次世代のためのASPIRE」における新規課題の決定について(JST Webページ)
問い合わせ先
広報課
TEL:06-6605-3411
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