最新の研究成果
産学官民連携で誰一人取り残さないこども支援へ 『こども未来創造プラットフォーム』キックオフシンポジウムを開催
2024年12月27日
- 現代システム科学研究科
- 産学官連携
2024年12月20日(金)、I-siteなんばにて山野 則子教授(現代システム科学研究科 教授/スクールソーシャルワーク評価支援研究所 所長)を中心に設立した『こども未来創造プラットフォーム』のキックオフシンポジウムを開催しました。
シンポジウムには、企業や自治体、NPO法人、国、大学などから111名が参加。自治体での未就学児の健診データと学校健診データの一括管理事例や、本学とパナソニック コネクト株式会社が提供している「YOSSクラウドサービス」の普及促進に向けた経営学からのアプローチ、YOSSに取り組む自治体からの事例紹介、日本における教育DXやデータ連携の政策や現状などの講演を行いました。
本プラットフォームでは、本学 イノベーションアカデミー事業の「子ども未来社会」ユニットを主軸に大学・自治体・企業・国が連携し、こどものためのより良い未来の創造に向けて、貧困や虐待、不登校など、こどもを取り巻く環境の課題整理やそれらの仕組みとしての解決策の検討などを行う予定です。
当日の様子
山野 則子教授
北野 尚美准教授
小林 哲教授
リレートーク
寺島 史朗氏
野中 嘉人氏
総合討論
酒井 隆行理事
会場の様子
プログラム
こども未来社会創造への道:子どもの貧困調査を起点にしたプラットフォームの意味 | 大阪公立大学大学院現代システム科学研究科 教授 山野 則子 |
自治体内でこどもの健診情報を一元管理する仕組み:データ利活用&災害時に備え | 和歌山県立医科大学医学部 准教授 北野 尚美 |
こども未来創造とCSV (Creating Shared Value) 経営の視点 -YOSSの魅力向上を目指して- | 大阪公立大学大学院経営学研究科 教授 小林 哲 |
YOSS取組自治体リレートーク 研究事業で取り組んで/YOSS×心の天気実証例/YOSSに6年取り組んで |
愛知県豊田市/大阪府大阪狭山市/大阪府能勢町 |
GIGAスクール構想の下でのデータ利活用・データ連携 | 文部科学省 初等中等教育局 学校情報基盤・教材課長 寺島 史朗氏 |
こどもデータ連携の現状 | こども家庭庁 長官官房参事官(総合政策担当)付EBPM推進室 野中 嘉人氏 |
閉会挨拶 | 公立大学法人大阪 理事 酒井 隆行 |
問い合わせ先
大阪公立大学大学院 現代システム科学研究科
教授 山野 則子(やまの のりこ)
TEL:072-254-9783
E-mail:gr-kyik-ebssw[at]omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください
該当するSDGs