教室だより 2025年
教室だより 2025年
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第21回Infection control forum in Southern Area of Osaka(ISAO)
特別講演1では、当院感染制御部の仁木 誠先生より「アウトブレイク対応における分子疫学解析」と題して、検査技師の立場から院内感染対策に用いる遺伝子検査の重要性について講演をいただきました。特別講演2では、兵庫医科大学病院感染制御部の植田貴史先生より「耐性グラム陰性菌に対する抗菌薬適正使用−耐性菌を増やさない工夫と治療する戦略」と題して薬剤師の立場から抗菌薬適正使用活動についてご講演をいただきました。大変有用なお二人の情報発信に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。また。当日は会場とWebのハイブリッド開催でしたが、地域でICT活動に携わるスタッフのみなさんにご参加いただきましたこと、心より感謝申し上げます。 -
タイ王国 レムチャバン病院における感染対策支援活動
看護学研究科の喜田雅彦先生や感染制御部の岡田恵代さんらが作成してくれたオリジナルビデオ(タイ語)を見ていただき、手指衛生評価キットのデジコーチを使用して手指消毒のテクニックに関する実践を行いました。当該病院のICNやDrが参加を呼びかけしてくれて、2日間で100名を超えるスタッフがセミナーに参加してくれました。今回もレムチャバン病院の皆様には私達を温かくお迎え頂きましたこと感謝申し上げます。また、通訳は経済学研究科の金子勝規先生に担当いただきました。奥様にも多くの場面でお力添えをいただき、ありがとうございました。 -
大阪万博に備えたマスギャザリング感染症対策セミナー
セミナーでは、大阪大学の忽那賢志先生の開会挨拶の後に、私(大阪公立大学 掛屋)より「大阪万博に備えた感染症対策」と題して話をさせていただきました。その後「大阪万博に向けた大阪府の取り組み(大阪健康安全基盤研究所 本村和嗣先生)」、「症例検討会 髄膜炎菌感染症の対応(大阪大学 太田悦子先生、吹田市保健所 松林恵介先生)」、「インバウンド感染症の臨床検査(大阪大学 山本剛先生)」、「症例検討会 麻疹の病院内感染の対応(大阪公立大学 岡田恵代先生)」の講演や症例検討会で大阪関西万博に伴うマスギャザリングやインバウンドの増加に伴う感染症の備えを学びました。当日は休日にも関わらず、大阪府下の多くの医師やICNにご参加いただきましたこと感謝申し上げます。ありがとうございました。 -
第14回Shin感染症治療研究会
特別講演は私が司会を務め、長崎大学医歯薬学総合研究科 臨床感染症分野教授の泉川公一先生より「抗微生物薬の適正使用〜真菌、AMR、COVID-19をキーワードに」と題した講演を賜りました。当日は大阪府下の多くの薬剤師が参加して感染症の知識を深めました。明日からの診療に直結する充実した研究会となりました。泉川先生をはじめ、講師の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。