初期臨床研修医の方へ
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大阪公立大学医学部附属病院 卒後臨床研修センターについてはこちらのホームページをご覧ください。
大阪公立大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター専攻医募集(2次募集)について
大阪公立大学医学部附属病院小児科専門研修プログラム専攻医
募集要項
初期臨床研修を修了した医師を対象に、診療業務に従事し、さらに臨床医学の幅広い知識や技能の修得と、専門的な知識や技能の修得を目的とした2025年度大阪公立大学医学部附属病院小児専門研修プログラム専攻医【4月採用】を次の要領により募集します。
大阪公立大学小児科専門研修プログラム冊子(PDF)1応募資格 | 医師法に定める医師免許証を取得し、2年間の初期臨床研修を修了した者、または修了見込みの者。 |
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2受入れ人数 | 9名 |
3募集期間 | 2024年12月2日(月)〜12月13日(金) 必着 |
4応募書類 | |
5選考方法 | 12月16日(月)から12月23日(月)に書類選考及び面接を行います。 応募書類受理後、メールでご連絡いたします。 |
6審査結果 | 12月25(水)までに本人に通知 |
7提出先・ 問い合わせ先 |
〒545-8585 大阪市阿倍野区旭町1-4-3 大阪公立大学大学院医学研究科発達小児医学 TEL:06-6645-3816 E-mail:gr-med-ped●omu.ac.jp ※●を@に置き換えてください。 |
臨床研修医・医学部学生の皆さまへ
診療について
小児科医は子どもの総合医です。その領域は、成育医療、つまり胎児期から小児、思春期を経て次世代を育成する成人期までの過程で生じるさまざまな健康問題を包括的に捉え、それに適切に対応する医療も含め広範囲です。臓器別の専門性に偏ることなく、幅広い知識と臨床経験が必要とされています。また、最近は子どもの病気にもその社会的背景や心理的特性をもよく勘案することが重要である場合が増えてきています。さらに、小児は成人とは異なり、子どもの特性である"発達"、"これからまだまだ伸びていく"という時間的視座をもって、年齢およびその成長段階に応じた対応と治療ができるよう配慮する必要があります。加えて、教育や保健行政などとも連携を密にし、多方面からのアプローチによって、疾患の治療に努力することが重要です。これらの基盤の上に当院小児科では、神経、代謝・内分泌、糖尿病、血液悪性腫瘍、新生児、循環器、アレルギー、小児精神、在宅医療、臨床遺伝等の各専門グループが独自にそして相互協力しながら、より高度な診療を行っています。
研究について
病気に対するアプローチの仕方を変えるのが研究です。
研究により病態の解明や新薬の開発が可能になります。最近では遺伝子解析技術の向上と大規模データの蓄積により、希少疾病から比較的頻度の高い疾病も含めて、より精密に疾病リスクの推定や治療の選択が可能となってきました。今後も国内外の研究機関との共同研究を積極的に活用しprecision medicineを推進していきます。
教育について
診療・研究だけではなく、地域の予防医学的な活動への参加、診療所でのプライマリケア、重症心身障がい児の在宅医療、先端医療の実践も含め、将来さまざまな分野で活躍できる人材を育成したいと考えています。
子どもたちは未来の世界を担っています。小児科医は未来を生きる子どもたちの健やかな成長を通じて未来社会を支える重要な役割を担っています。子どもたちの健康を守る小児医療を通じて日本の未来を担う医師をめざす皆さまとともに歩めることを楽しみにしています。