ご挨拶
大阪公立大学医学部は1948年4月に創立された大阪市立医科大学が前身となり、1955年に大阪市立大学に編入されました。2022年4月には大阪市立大学と大阪府立大学の統合により、大阪公立大学医学部に名称が変更となりました。
外科学講座は初代澤田平十郎教授のもと発足し、その後50年以上の長きにわたって第1外科、第2外科の2講座に分かれて教育、研究、診療を続けてまいりましたが、2018年4月に外科学講座として統合するとともに消化器外科学、肝胆膵外科学、心臓血管外科学、呼吸器外科学、乳腺外科学、小児外科学の6講座に臓器別再編されました。その後、2022年4月に消化器外科と肝胆膵外科、2023年10月乳腺外科、2024年4月呼吸器外科の新教授が着任し、専門領域に特化したより先進的な治療が可能となりました。
臨床面ではロボット手術を中心とした先進技術の推進、集学的治療の開発により、さらなる治療成績の向上を目指しています。外科学講座一体となり、近隣の医院、診療所、病院の先生方と連携することにより、患者様に最先端の医療、全人的医療・ケアを提供することを心掛けていきます。研究面においても国内外の先進施設とも連携し、その成果を世界に向けて発信していきます。
外科学講座ではこれまで培われた良い伝統を次世代に受け継ぎつつ、優れた技術と熱い心を有し、指導者となれる外科医を育て医療界に貢献できる人材を輩出して参ります。
外科に興味を持ち、明るく仕事をしたい方はいつでも門を叩いてください。
大阪公立大学大学院 外科学講座 代表 前田 清