WEB提案箱
2021年5月10日
- 2021年度(WEBSC)
- 授業・修学
- コロナ禍の授業・修学
《変異株コロナ蔓延期の全学域学年の対面授業について》
提案日 2021/04/09 (金)
提案内容
《変異株コロナ蔓延期の全学域学年の対面授業について》
平素は子供がお世話になり有り難く思っております。コロナで大変な中色々な対策下さり感謝申し上げます。
4/7より通学が始まりました。ガイダンスは大学のご配慮もあり感染対策された中で過ごすことが出来たようなのですが、残念ながら下校が15時過ぎであったにも関わらず、大阪市内に向かうにつれ電車がかなり混雑してしまい、かなり咳をしたり、マスク無しで乗ってる乗客や、ウレタンマスクでお喋りをしている乗客もあちこちで見られたようです。
4/8から対面授業が始まったのですが、1時間目から授業が入っていた為、午後3時半でも混雑しているなら朝のラッシュは大阪市内の感染者を考えると危険と判断し、私は会社を休み子供を車で送りました。学生さんの殆どは満員の電車で通学されて来ていて、やはり危険と思って怖かったと話す方や、二重マスクをして乗ったなど話し学生自身もかなり気を使い不安を感じている様子の人がいたようです。が、一方人それぞれコロナに対しての意識が異なるようで、コロナは他人事のような感覚で話をされてるのもチラホラ聞くようで、意識に相当な差があるように感じているようです。
「一昨日9℃超える熱がでたからPCR検査までしてきたが陰性だった。」と歓談されてる学生がいたらしく非常に怖かったと話しています。勿論普通の風邪の可能性もある話ですが、こんな時期にそんな高熱が出るという事や、されたコロナの検査の精度もどの程度かわかりません。インフルエンザでも特効薬で熱が下がったとしても5日は登校出来ないきまりがあるのにコロナかもしれないこの時期に9度を超える熱が出ても元気という事と陰性ということで、登校も致し方ないのかも知れませんが疑問に感じてしまいます。
2時間目の後、昼休みとなり昼食を買いに生協と食堂の建物に行ったところ、びっくりしたという言葉以外ない混雑ぶりでとても入れるような状態ではなかったようです。本人は外からしか見ていないので中ではきちんと感染対策をされているのかもしれないので、事実と異なる事を書くわけには参りませんので書きませんが、マスク会食4人以下、それもできる限り自粛と言われている中、とてもそんな次元の話ではない危険な密な大人数会食状態に見えたと本人は嘆いておりました。2時間目と3時間目のお昼休みが45分なのでその時間に食事を摂らなければならないので、食堂や売店に一気に押し寄せてしまったのかもしれません。いつも学長様も感染対策に非常に気を遣ってくださっているのがホームページを拝見していても痛いように伝わって参りますし、学生も密にならないようにと考えている人もいるのですが、多くの学生がいる大阪府立大学生が意思に反して密にならざるを得ない場面が授業の教室外で起こってしまっていのではと危惧しております。
4/9は2時間目から登校でしたが、やはり大阪市内の電車は混雑していて、咳のする乗客から離れようと移動するにもなかなか移動できない状態だったようです。
最近関西では変異株が主流となってきて、従来のコロナより感染力も高く、10代以下の若者の感染者が急増して、更に重症化する事例も増加してきました。正直変異株について政府は関西で拡がっているイギリス株が首都圏で蔓延してくる事に一番懸念していて、大阪での様子を試験的に見ているようにおもえてなりません。文科省も去年から大学授業をオンラインから対面授業へするように何回か発言されていましたが、従来のコロナを前提としている話で対応できるのかもしれませんが、臨機応変今の変異株の現状をふまえて動く様子も無く、大阪のこのような事態を様子見していて他人事みたいに考えていらっしゃるのかなと個人的には思ってしまいます。
一人暮らしされている学生さんの中には対面授業やクラブ活動を希望されている方がいらっしゃる事も存じますが、若者でも感染したら脳や内臓に深刻な後遺症を残すような場合も結構な確率でいらっしゃったりする事を考えると、将来後悔するような学生が出るような事にはなって欲しくありません。ワクチン接種も進めば今のような感染爆発のような事も減ってくると思われ、対面授業も普通に行えるようになってくる可能性があるわけで、せめて若者世代にもワクチン接種が出来る頃まで実験以外はオンライン授業で対応していただきたいです。
ラッシュの時間に登校の1時間目だけをオンラインにする案が発表されていると聞きましたが、2時間目以降一気に学生が押し寄せる状況にならないかと危惧します。また食堂の件も解決出来ないと思います。更に去年の後期にオンラインと対面授業が混在した状態は通学時間中にオンライン授業となってしまい、対面授業が終わってその課題をして、帰宅してからまたオンライン授業を見て、大量の課題を提出したりして相当時間が逼迫した生活を強いられていました。
去年の前期のようにオンライン可能な授業はオンラインにしていただき、実験など対面で行う授業のみ夏休み前に短期集中のような形で登校するような形がどちらの授業も集中して受けられる状態だったと思い返されます。私は学校の事情も存じない立場で何も言えたものではないし、勝手な意見ばかり言うなと聞こえて来そうで、申し訳ない限りでございます。
今、こんな状態で全部の学生が通学する事は大きな人流を作り、感染拡大の一因になるように思えてきます。学校でコロナの話題をすると神経質なやつだと思われそうなので、なるべくしないようにしているらしいですが、話をする時も常に相手が感染者かもしれない、また自分も知らないうちに感染者になっているかもしれないと思いながら、怖れながら話をするのは非常に苦しいと話していて、精神衛生面においても暗い影を落としてしまっている気がしております。
どうぞこのコロナ蔓延がおさまるまで可能な限り実験以外は全面オンライン授業で行っていただきたいです。
大変な長文となり申し訳ございません。
回答
ご提案をありがとうございます。
授業面においては、必要な感染防止策を講じながら最大限対面で授業を行うことが本学の基本方針ではありますが、コロナの様々な状況に対応する中で、学生の皆さんに通常の大学生活とは異なる負担をお願いすることとなり、大変心苦しく思っております。
授業の取り扱いについては大阪府の指針や感染拡大状況、学内の状況、専門家の意見等々、様々な要素を踏まえながら、総合的に判断してまいります。
また、残念ながらコロナの感染防止に対して意識が低い学生がいることや、食堂が混雑して密な状態となっているとのことについて、ご不安を与えることとなり誠に申し訳ございません。
本学としてもできる限り学生の皆さんに安心して登学いただけるよう、これらの課題についても善処してまいります。
【教育推進課】