WEB提案箱

2024年7月19日

  • 設備(ネット・PC関連)
  • 2024年度

《情報教育PCルームのプリントサービス終了について》

提案内容

提案日 2024/06/22 (土)         

情報教育PCルームのプリントサービス終了について

情報教育PCルームのプリントサービスが2025228日をもって提供を終了することについて、理由の説明とサービス終了の撤回を求めます。

我々下宿をしている学生や、自宅にプリンターのない学生にとって現在プリントサービスは必須の設備となっています。有料でできるプリンターが残るとはいえ、経済的に厳しい家庭にとっては無料のプリンターは大変ありがたい存在でした。学生に対し、サービス終了についての理由の説明をメールや掲示板等の容易に見られる状態で行って頂きたいです。また、サービス終了の撤回の検討を今一度お願いします。

回答 

プリントサービス終了につきまして、ご意見をありがとうございます。

現在ご利用いただいているプリントサービスにつきましては、大阪公立大学が開学される以前に大阪府立大学・大阪市立大学のそれぞれで整備されたものであり、両大学の情報処理教育システム(PC教室)の一部として整備されていたものとなります。これは、旧の両大学では学生がPCを持参することが前提となっておらず、PCを使用する授業や自習についてはPC教室にある固定端末を利用することになっており、主に固定PCからの印刷を目的として整備していたものとなります。

一方で、2022年度に開学した大阪公立大学では、学生は個人のノートPCを持参いただくことが前提となっている他、課題提出なども電子データにて提出できるよう授業支援システムが整備されてきたところです。

現在の情報処理教育システムに関しては、主に学生PC必携化の対象でなかった大阪府立大学・大阪市立大学の学生のために維持されてきたものですが、2024年度をもって旧大学の学部生の多くが卒業すること、既存システムの保守期間が終了することを受け、既存システムは2024年度をもって運用を終了することになり、これに合わせて現在のプリントサービスも終了することになりました。

現在、2025年度から利用いただく新しい情報処理教育システム(仮想PC教室)の整備を進めているところですが、限られた予算の範囲で学生PC必携化に対応する教育環境の整備を進める必要がある中で、優先順位を踏まえた結果、教室等でのWi-Fi整備や学生PC活用教室の整備を優先することとし、プリントサービスに関してはサービス維持に要するコストが非常に高額であること、利用者に大きな偏りがあることなどの観点からサービス継続を見送ることになりました。

加えて 、本学では環境への取り組みの一つとして、持続可能な社会に向け、環境に配慮した大学運営していくために、紙の使用量削減を目指しておりますことから、今回のサービス終了は、この取り組みを実現する大きな機会として捉えております。

今回の新システムへの移行では、学内において学生の皆さんが、ご自身のパソコンを活用した授業を受講しやすいような環境整備を目指して参りたいと考えており、これらの実現には、学生の皆さんを始めとする大学構成員のご協力が不可欠となりますので、ご理解をいただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、 上記の本サービス終了に関する説明は、現行システム終了の案内ページに追記させていただきます。

 情報戦略課