在学生・修了生の声

在学生の声

物事を客観的に捉えることで、論理的思考力を身につける

2022年 博士前期課程 入学 埋田 実可子さん

博士前期課程に進学し、この1年間で大きく変わったことは、物事の「捉え方」です。同期や先輩方を含め他分野の方と関わる機会も多く、より多角的な新しい視点を取り入れる契機となりました。臨床現場では物事を主観的に捉えがちでしたが、研究に携わることで物事を客観的・科学的に捉えられるようになり、論理的思考力が身につきました。研究を行うのは想像以上に大変で、まだまだ学ぶべきことは多いですが、この1年間だけですでに進学した価値があったと思います。

看護師におけるエビデンスに基づいた実践(EBP)の推進を目指して

2023年 博士後期課程 入学 古木 秀明さん

看護師として病院で勤務した後、看護師におけるエビデンスに基づいた実践(EBP)を推進するための研究に取り組みたいと考え、大阪府立大学大学院博士前期課程(看護情報学)に進学しました。博士前期課程では、同期と協力して授業や課題に取り組みました。また、研究は指導教員からの指導に加えて、同じ教室の院生と議論することで、研究方法や分析結果などの理解を深めながら、取り組むことができました。博士前期課程修了後は、大阪公立大学大学院博士後期課程(看護情報学)に進学しました。博士後期課程では、これまで以上に思考力や表現力、主体的な研究能力が求められるため、博士前期課程での学びを活かしつつ、日々研究や学習に取り組んでいます。大学院生活を通じて、看護師におけるEBPの推進に貢献できるよう努めたいと考えています。

修了生の声

高度実践看護師に必要な能力を身につける

2023年度 博士前期課程 修了 芝田 美佳さん

私は看護師として臨床で勤務している中で、実践能力の向上と研究に必要な知識を身に着けたいと考え、実践看護研究コースに進学しました。大学院では理論を学び、物事を論理的に考える思考を身に着けることができるようになりました。研究では臨床で感じていた疑問を追求し、研究に必要な知識や過程を学びます。共通科目では他分野の学生と議論し授業を作り上げていくことで、多角的な視点を取り入れられる機会となります。先輩や後輩、同級生と目標を持って切磋琢磨しながら学生生活を送ることが出来た経験は人生における宝物となっていると感じます。また、大阪公立大学となったことで、多くのキャンパスや図書館が利用できるようになり、充実した環境で勉強できることはとても魅力的だと思います。