植物工場は、光、温度、湿度、二酸化炭素濃度、養分、水分、気流等の植物生育環境を高度に制御し、植物の生育の診断やモニタリングを通じて、葉菜や果菜等の有用植物を促成栽培し、計画的、安定的な生産を可能とする栽培施設です。閉鎖環境からなる人工光型と太陽光利用型に大別されます。
大阪公立大学の植物工場研究センター(PFC)は、日本において人工光型植物工場に特化した最先端の研究開発拠点の一つです。
PFCは2011年(平成23年)3月に研究棟として建設されたC20棟、C21棟と、2014年(平成26年)9月に新世代植物工場として建設されたC22棟、2019年(令和元年)10月に実証型研究施設として整備された南花田ラボの4施設から構成されます。