取り組み事例
2024年3月15日
- 環境マネジメント推進室
杉本・中百舌鳥キャンパス環境マップ ~環境報告書2022~
杉本キャンパス・中百舌鳥キャンパスの植生や環境に配慮された施設などをまとめたキャンパスマップを作成しました。
両キャンパス共に多種多様な植物が植えられ、本学の景観をつくり出しています。
【杉本キャンパス】
杉本キャンパスは、26haの敷地面積をもち、構内には「けやき通り」をはじめとする多くの緑地帯が整備されています。
また、1号館前の芝生広場「前庭」は芝生が綺麗に整備されており、学生•教職員•地域住民の方々にとっての憩いと交流の
場となっています。
本学は、「都会のオアシス」である本キャンパスの自然•緑地帯を保全•整備し、「高度な学び」と「憩い」が融合した空間作
りを目指しています。
①多くの建物が面している「けやき通り」には、ケヤキやクスノキなどが植えられており、都会のオアシスのような雰囲気が感じられます。
②1号館の前に広がる「前庭」は、本学の学生・教職員のみならず地域住民の憩いの場として親しまれており、活気であふれた広場となっています。
③陸上競技場やグラウンドへ続く道には、桜が植えられています。春には通りがピンク色に染まるほか、夏には緑一色になり、四季の移り変わりを楽しむことができます。
★高原記念館(図の★印)
本館地区にある高原記念館はガラス張りの建物です。ガラスには全てリサイクルガラスが使用されています。また、遮熱性や防風性に優れている「フラクタル日除け(写真右)」を採用しており、この日除けにはリサイクルされた塩ビ板が使用されています。
★学情庭園Asteria(図の★印)
学術情報総合センターの屋上には「Asteria」と呼ばれる庭園が整備されています。Asteriaには70~80種類の植物が植えられており、ヒートアイランド現象の抑制に役立っています。また、安全面の配慮から景観を邪魔しない特殊なフェンスが全面に張られており、あべのハルカスや京セラドーム大阪、大和川など、大阪の景色を一望することができます。
【中百舌鳥キャンパス】
中百舌鳥キャンパスは47haの敷地面積をもち、構内には水田や果樹園のほか、多様な樹木が植栽された緑地帯や調整池、水路などがあり、200種以上の樹木、約40種の野鳥、40種以上のチョウ、約20種のトンボなどが生息しています。本学は、この生物相の豊かな中百舌鳥キャンパス全体を「キャンパス・ビオトープ」と位置づけ、多様な生物でにぎわい、自然と人間活動の調和を実感できる空間の創造を目指しています。
①「くすの木広場NExST」という名称には、広場にある巨大なくすの木がシンボルとなり、次世代を担う学生たちの交流の場、憩いの場であってほしいという願いがこめられています。たくさんの学生が友達と課題をしたり、昼食を取ったりする姿が見られます。
②「府大池」と呼ばれる池には、メダカやトンボをはじめ、カワセミやサギ類、カモ類などの野鳥が見られ、この「キャンパス・ビオトープ」の中心的な存在です。この池では、オオフサモなどの外来生物の駆除や水質改善の取組みなども行われ、健全な生態系の修復・維持が行われています。
★ひらめき広場(図の★印)
ひらめき広場は「ヒト・ミドリ・モノが集積し、新たな“ひらめき”が生まれ、育まれる広場」をコンセプトに、2022年2月に竣工されました。
小さい丘があり、その上にはベンチがいくつか設置されています。日当たりの良い場所であるため、たくさんの学生が憩いの場として休んでいる姿が見られます。春には花(さくら)祭りが行われるなど地域の住民からも大切にされており、学生と地域をつなぐ貴重な空間となっています。
その他本法人の環境パフォーマンス・環境活動は「公立大学法人大阪 環境報告書」をご覧ください。
https://www.omu.ac.jp/about/efforts/environment/
杉本キャンパス、中百舌鳥キャンパスへのアクセスはこちらをご覧ください。
該当するSDGs