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2023年8月17日

古家先生の海遊館との共同研究が大学のホームページで紹介されました。

つばさ基金の支援を受けた研究成果が国際学術誌に掲載されました。 

  トラザメの最適なCT撮影条件を検証 造影剤の持続期間・排泄機構を明らかに

 ◇サメやエイなど、CT画像のコントラストが得にくい海洋生物での、最適な撮影条件を調査。
 ◇投与した造影剤の体内持続期間やピーク値までの日数、対外への排泄機構が明らかに。
 ◇海洋生物における画像検査のさらなる発展に期待。

CT検査は、ヒトだけでなく、サメやエイなど一部の海洋生物における病気の精密検査に活用されています。

大阪公立大学大学院獣医学研究科の古家 優准教授らと、海遊館の伊東 隆臣獣医師らの共同研究グループは、トラザメのCT撮影における最適条件を調べるため、投与した造影剤の体内持続期間や排泄機構について、マイクロCT検査装置を用いて経時的に検証。心室腔と腎臓の画像コントラストの濃淡値は、投与後30分でピークとなるのに対し、肝臓では200日目にピークとなることが分かりました。また、造影剤はトラザメの体内で非常に長期間蓄積され、胆汁、卵胞、子宮を経由して体外に排泄されることが示唆されました。本成果は、造影剤の持続効果に新たな知見を与えるととともに、海洋生物における画像検査の加速に繋がると期待されます。

本研究成果は、2024年4月20日に国際学術誌「Journal of Aquatic Animal Health」のオンライン速報版に掲載されました。

 詳細は以下のURLからご覧ください。

   https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-11973.html