研究

教授: 長谷川 貴史

研究紹介

獣医領域における眼科・神経・整形外科疾患を中心に,それら疾患の診断・治療法の開発・改良,ならびに病態解析を実施している。眼科領域では,超音波生体 顕微鏡を用いた緑内障の病態解析と診断・治療法の改良、網膜電位図に及ぼす麻酔薬の影響と低侵襲性ERG検査法の検討,角膜潰瘍の診断・治療法の改良,症 例検討等である。神経系では脳神経外科手技の改良と症例検討を,整形外科領域では骨折の治療手技改良,骨系腫瘍の予後判定に関する検討,症例検討である。 なお、今後は、いずれの領域においても骨髄幹細胞を用いた再生医療の研究を追加・推進していく予定である。


准教授: 富張 瑞樹

研究紹介

獣医領域における腫瘍・免疫・外科疾患を中心に、実際の症例に即した情報をもとにして、新たな診断基準や治療法の確立を目指した研究を行っている。具体的には、1)犬の悪性黒色腫細胞における免疫寛容誘導因子の解析とその治療への応用、2)フレンチブルドッグをはじめとした短頭種の肥満細胞腫における発症要因に関する遺伝的検討、3)レトリーバー犬種におけるスイマーパピー症候群の発症要因に関する検討、などを行っている。また、外科分野における腹腔鏡・低侵襲手術や、整形疾患に対するリハビリテーション療法などに関する研究も精力的に行っている。


准教授: 田中 利幸

研究紹介

 CTやMRIの画像診断を用いた各種疾患における画像診断の臨床研究を行なっている。画像検査による腫瘍鑑別の精度を上げるため画像所見とそれぞれの疾患の病理組織学的背景を反映させた診断を行う研究を行なっている。また次世代シーケンサーを用いて画像所見と分子生物学的変化との関係を明らかにする研究を行なっている。

 CT、MRIの撮影方法・読影について理論立てて学びたい、研究したい学生・獣医師はご連絡下さい。

名称未設定

キーワード CT,MRI、ラジオゲノミクス