細胞分子生物学教室
動物の生理機構や病態形成機構など、さまざまな生命現象を理解する上で、生化学、分子生物学、細胞生物学は欠かすことのできない重要な学問分野です。細胞分子生物学教室は、獣医学部2年次における生化学A、B、生化学実習を担当し、これらの基礎獣医学教育にあたります。また、RNAやタンパク質の細胞内輸送機構とその障害に伴う疾病発症機構の解明(片平)、肝臓細胞の構造的、機能的な相互作用の仕組みに基づく抗線維化治療法の開発(松原)といった研究を最新の技術を駆使して推進し、獣医学の高度化にも貢献します。