学部生・学域生へ

研究室配属を希望する学部生・学域生のみなさまへ

研究室配属を考えている学部生・学域生のみなさま向けの情報をまとめました。

当研究室で行う卒業研究の研究テーマについて

  1. 当研究室では、主にウイルスに関連する研究活動を行っています。
  2. 基本的にはこちらで用意している研究テーマから各自興味のあるものを選んで、研究活動を行ってもらいます。ただし、興味のあるテーマが他の学生と重なってしまった場合には、第一希望の研究テーマができるとは限りません。
  3. 「自分でやりたい研究」を行いたい場合、「自分で研究費を用意できる」ことが最低条件になります。あくまでも最低条件です。詳しくは相談してください。

当研究室の研究教育活動の方針

  1. 当研究室では、適切な研究成果のアウトプットを実践・習得してもらいたいと考えています。そのため、理想的には学部生・学域生であっても、英語学術論文の執筆・投稿を目指しています。(特許関連の研究テーマについてはこの限りではありません)
  2. 当研究室では、研究に関する作法を学び、自ら研究をできるようになることを実践・習得してもらいます。

その他の研究室の方針

  1. 研究室という小さな社会ではありますが、人との適切なコミュニケーションなど、最低限の集団生活での振る舞いは必要になります。

研究室訪問について

  1. 学年にかかわらず、随時研究室訪問を受け付けています。必ず事前に教員までメールで連絡してください。
  2. 研究室訪問については事前に聞きたいことをメールでまとめて送ってもらえると非常に助かります。その場で聞かれても対応できないこともありますので、よろしくお願いします。
  3. 研究室訪問の前に、当研究室のウェブサイト全体を一読しておいてください。
  4. 研究室配属を希望する学生は、必ず事前に研究室訪問をしてください。
  5. 研究室配属を希望する学生は、必ず微生物学教室の学生からも意見を聞いてください。必要であれば教員がそのような機会を提供しますので、連絡をください。

研究室配属FAQ

Q1. コアタイムはありますか?

A1. 現状ではありません。当研究室では自主性を重視しています。ただし、実験の指導などの都合上、時間指定で研究室に滞在してもらうこともあります。また種々のトラブルを避けるため、極端な時間帯の実験は推奨していません。

コアタイムがないからといって、何もやらなくてよいわけではなく、決して「楽」ではありません。また、自主的に研究活動に取り組むことを前提とした制度なので、コアタイムがないことによる弊害が見られる場合には、コアタイムを課すこともあり得ます。

繰り返しになりますが「コアタイムがない = 楽」ではありません。場合によってはコアタイムがあったほうが楽かもしれない、ということは頭に入れておいてください。

Q2. ゼミ(ラボセミナー)などはどんな感じですか?

A2. 当研究室では毎週の定期ラボセミナーとして「Progress Report」と「Journal Club」を行っています。また長期休暇は有志の「朝輪」を行っています。

Progress Reportでは各自の研究について背景と成果を紹介し、お互いフィードバックします。発表者として研究成果のまとめや振り返り、また適切な発表方法の習得、聴衆として他人の研究成果を正しく理解し、適切に質問・批判を行う方法の習得を目指しています。

Journal Clubでは出版された論文を選び、その論文の内容を発表します。発表者は学術論文を適切に読み批判すること、また適切な発表方法の習得、聴衆として他人の研究成果を正しく理解し、適切に質問・批判を行う方法の習得を目指しています。

朝輪では論文を一報選び、こちらを教員含め、参加者全員で論文一報を読み上げ、情報共有などを行います。強制参加ではありません。

Q3. どんなスケジュールで卒業研究を行いますか?

A3. 人それぞれで、かつ研究テーマにもよりますので、一概には言えません。基本的には自分の研究テーマを早期に決定し、その研究テーマに関連した手技等を実際にテーマを進めつつ習得していくスタイルです。

Q4. どんな人が獣医微生物学教室に向いていますか?

A4. 一概には言えませんが、以下のような人は比較的向いているかもしれません。

  • ウイルスの研究に興味のある人
  • 将来のために研究ができるようになりたい人
  • 将来、大学院への進学を考えている人
  • 特にやりたいことは決まっていないけど、在学中に何かをやり遂げたい人
  • 自分で時間を管理し、研究活動を行える人

ただ、教員との相性等も大事なので、必ず研究室訪問をし、よく話して下さい。

Q5. フィールドワークなど行いますか?

A5. 行うこともありますが、必ず行うとは断言できません。その時の研究テーマと研究内容、さらには獲得している研究費次第です。

Q6. 卒業生の就職先はどこですか?

A6. まだ堀江の一期生が卒業しただけですが、公務員獣医師と臨床獣医師(小動物)の道に進みました。