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本研究室は、立体骨組構造・空間構造の力学性状に関する研究を主対象としています。 これらの構造は軽量高剛性で材料効率が高い特性を有しており、これらの基礎的な力学性状を研究するとともに、超弾性合金など新材料の適用や独創的な制震技術を駆使し、優れた建築空間を実現するための基盤となる技術の開発に励んでいます。
現在実施している主な研究を以下に示します。解析的手法と実験的手法の両方を駆使して新しい構造技術の開発を進めています。
骨組(柱・梁)架構は建物規模や建築材料によらず様々な用途の建物に用いられています。私たちは以下のような骨組架構に関連する研究を行なっています。
空間構造は一般のビル等の重層構造と異なり,固有振動数の近接した複数の振動モードが励起し,振動モード形状も複雑であるため、重層構造とは異なる強風時・地震時における応答低減技術が必要となります。 そこで本研究室では,TMD(Tuned Mass Damper)を用いた以下の技術を開発しています。
さらに空間構造に特徴的な振動モードである逆対称モードの形状に着目した応答低減技術(ASC法)を開発しています。 大面積を有する空間構造の地震災害としては、構造本体のみではなく高所に吊られた吊り天井の落下被害が課題となっています。 そこで新しい吊り天井工法として、斜交ケーブルを用いた吊り天井を開発し、既存の在来工法吊り天井の耐震補強対策としての適用も検討しています。
毎週4回生のゼミと大学院生のゼミを別々に行なっており、研究室全体でのゼミも行っています。 ゼミでは全員が現在進めている研究の進捗状況を報告し、今後の方針を確認し合うことを目的としています。 ゼミに出席して積極的に討論に参加することで研究に対する視野を広げることができます。 ゼミ以外にも日本建築学会大会や近畿支部研究報告会など国内の学会や国際会議に論文を提出し発表しています。担当するプロジェクトによっては民間企業や他大学との共同研究に参加できます。
研究室に在籍、または志望する学生には下記の書籍を読むことを薦めています。
日々の研究の成果を紹介しております。研究の内容などはこちらから閲覧ください。
詳しくはこちら
日々の研究を活かした活動をしております。内容の詳細はこちらから閲覧ください。
教授 谷口 与史也
Yoshiya Taniguchi
研究者詳細
准教授 鈴木 裕介
Yusuke Suzuki
講師 金子 健作
Kensaku Kaneko
https://researchmap.jp/read0163633
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