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2023年1月10日

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蛍光X線分析にベイズ推定を応用しスペクトルを予測することで、測定時間を大幅に短縮することに成功しました

日本原子力研究開発機構との共同研究において、蛍光X線分析にベイズ推定を応用しスペクトルを予測することで、測定時間を大幅に短縮することに成功しました。

大阪公立大学:松山嗣史, 中江理紀(M2), 辻 幸一, 日本原子力研究開発機構:村上昌史, 吉田幸彦, 町田昌彦

Tsugufumi Matsuyama, Masanori Nakae, Masashi Murakami, Yukihiko Yoshida,  Masahiko Machida, Kouichi Tsuji, Spectrum prediction in X-ray fluorescence analysis using Bayesian estimation, Spectrochimica Acta Part B: Atomic Spectroscopy, 199(2023) 106593. 

https://doi.org/10.1016/j.sab.2022.106593. ⇒ 学術誌「Spectrochimica Acta Part B: Atomic Spectroscopy」のオンライン速報版に2022年12月1日に掲載されました。 ベイズ推定を利用し、例えば、100秒後のスペクトルを数秒の測定で予測できる可能性が開けました。 本研究は大阪公立大学と日本原子力研究開発機構との共同研究の成果になります。

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