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2024年10月24日
ARアプリで災害を仮想体験 小学生と防災まち歩き 香川県坂出市
2024年10月22日(火)、香川県坂出市の東部小学校4年生を対象に、本研究室で開発している「MUSUBOU-AR」という現実世界の上で可視化がおこなえる拡張現実(AR)アプリを通して、リアルな災害アニメーションを仮想体験していただきました。
子どもたちには「MUSUBOU-AR」が入ったスマートフォンが配られ、3つのグループに分かれて学校の周辺を歩きました。
1960年代まで塩田だったエリアでは、地震の揺れで地盤が液体のようになる「液状化」の様子をアプリの中で学びました。
また、別のエリアでは、豪雨の際に水位が子どもたちの肩ぐらいまで上がることを確認していました。
研究室の学生たちも子どもたちと一緒にまち歩きをして、アプリの使い方などをサポートしました。
今回の防災まち歩きで味わったリアルな災害体験を、家族や友だち、身近な人たちと共有していただき、まち全体の防災意識の高まりに繋がっていくことを願っています。
坂出市立東部小学校のホームページにも今回のまち歩きの様子が綴られています。
また、昨年のまち歩きの様子は瀬戸内海放送のニュースで取り上げられました。こちらもぜひご覧ください。