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2025年1月14日

Matterport Pro3(3Dスキャナ)でデジタルツイン作成

研究室の学生たちがMatterport Pro3を使用し、学内の建物などをデータ計測しました。

Matterport Pro3は3D空間撮影カメラで、あらゆる建物や空間を迅速かつ高精度にスキャンすることができます。スキャンされたデータはクラウド上にアップロードされ、特別なソフトウェアを通じて、リアルな3Dのデジタルモデル、いわゆるデジタルツインとして再現されます。災害現場やインフラ施設、文化財などをデジタルツイン化することで、災害時に迅速な対応が行えたり、文化財保全に役立つなど、多岐にわたる用途での活用が可能になります。

いよいよデータ計測スタートです。

Matterportアプリがダウンロードされた端末を準備し、3Dカメラと接続します。そして、GNSS受信機(左)で正確な位置を計測し、Pro3カメラ(右)で撮影を行っていきます。

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撮影する建物の周りを移動しながら、何度か撮影を繰り返していきます。今回は合計約30回撮影しました。撮影が終了するたびにデータはどんどん繋がっていきます。

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撮影が完了したらMatterportクラウドへ撮影データをアップロードし、データが処理されるのを待ちます。

今回スキャンした処理結果はこちらです。臨場感あるデジタルツイン画像をご覧ください。

冬空の下、学生たちは初めて使用する機器を前に、集中してデータ計測に取り組んでいました。