お知らせ

2024年12月2日（月）、本学は、連携協定を締結しているドイツ人工知能研究センター（DFKI）内に大阪公立大学カイザースラウテルン拠点を開設し、開所式を執り行いました。

左から、Helmut Ditzer氏、黄瀬 浩一教授、Andreas Dengel教授

開所式には、25年以上にわたりDFKIと共同研究や人材交流を行ってきた情報学研究科 黄瀬 浩一教授らが出席。DFKIからは、CFOのHelmut Ditzer氏、大阪府立大学特別栄誉教授でもあるAndreas Dengel教授をはじめ、本学と縁のある研究者らが出席しました。

開所式前半は辰巳砂 昌弘学長によるビデオメッセージで始まり、黄瀬教授の挨拶と続きました。Dengel教授のスピーチでは、若き日の黄瀬教授との出会いから、長年にわたる人工知能の基礎・応用研究への協力、国際的なプロジェクトへの成長の軌跡が、多くの写真とともに紹介され、参加者は興味深く耳を傾けていました。今後、研究だけでなく、若手研究者や学生の育成といった教育分野での連携も深めていくとしました。

後半は、内装を整えた拠点事務室の見学と意向書への署名が行われました。この事務室は、現地に滞在する研究者や学生の打ち合わせや、本学の活動紹介、資料展示などのために使用される予定です

また、今回の開所式に出席した医学研究科博士課程3年の野々宮 悠太さんは、同日に採択決定が発表されたASPIRE（先端国際共同研究推進事業）による、科学先進技術国・地域との人材交流の一環でDFKIに滞在し、2025年8月末まで現地での研究に携わります。

本学中百舌鳥キャンパスには、2022年に「DFKI Lab Japan」が設置されています。今回の拠点開設により、双方に拠点が設置されたことで、今後一層の学術研究交流の強化が期待されます。

大阪公立大学カイザースラウテルン拠点事務室

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関連リンク
ドイツ人工知能研究センター（DFKI）Webサイト
https://www.dfki.de/en/web

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