カリキュラム等
カリキュラムの概要
システム発想型学際科学リーダー養成学位プログラムが目指す学修成果(ディプロマポリシー)の達成を目的として、5年一貫の教育課程を編成します。5年間で学際的発想によって基礎科学から社会システムまでの多様な分野に関心を持って新しい価値を創出できる人材を養成するため、次に示すような異分野融合による学際的産学官協同型カリキュラムを提供します。
- リテラシー科目では、研究者としての基本的素養を学び、また特定の学門領域にとどまらず広く社会的課題と価値創造のあり方を知ることを目的とします。
- インターディシプリナリー科目は、様々な学問領域へ関心を深め、異分野研究者との交流を通して学際的研究能力の基盤を醸成します。
- アイディエーション科目は、多様かつ複雑な学術的、社会的要素からなる”もの”や”こと”を俯瞰的に見る「システム思考」と、多様な要素を組み合わせて新しい”もの”や”こと”を創造する「デザイン思考」、さらに学際的発想によりそれらを具現化するための「マネジメント力」を実践的に学ぶことを目的として編成され、本学位プログラムのカリキュラムの中心となります。
- グローバル科目では、異分野の研究者、多様な産業界、外国人など異文化の背景を持つ人と協同で講義・研究・演習などを行うことによって、グローバル化した産業界で生じる様々な分野の課題を見いだし、それを解決に導く力を養います。
- アントレプレナーシップ科目では、上記1~4で身に付けた素養を総合的に活用し、研究成果や新たな発想を産業的イノベーション創出に結びつけるための学びと実践を経験します。
コースワーク
本プログラムでは、自ら高めるべき素養を考え,自らの力で各素養を継続して高めるためのコースワークをデザインします。下図は,養成すべき素養とカリキュラムの関係を示しています。
カリキュラム表
※現履修生用の標準履修課程表は「履修の手引き」ページをご覧ください。
標準履修課程表(2023年度以降履修開始生用)
利用区分 | 授業科目名 | 単位数 ○数字は必修 |
配当 |
履修を指定する 単位数等 |
---|---|---|---|---|
リテラシー科目 | 科学リテラシー | ② | 1-2 | 4単位以上 |
国際環境論 | 2 | 1-2 | ||
課題設定型演習 | 2 | 1-2 | ||
イノベーション創出型研究者養成 | ② | 1-2 | ||
インターディシプリナリー科目 | 学際科学コミュニケーション力演習 | 2 | 1-2 | 2単位以上 |
SiMS特別研究 (研究室ローテーション) | ② | 1-2 | ||
アイディエーション科目 | 戦略的システム思考力演習1 | ② | 1-2 | 4単位以上 |
戦略的システム思考力演習2 | ② | 1-2 | ||
国際アイディエーション演習 | 2 | 3-5 | ||
グローバル科目 | グローバルコミュニケーション演習 | 2 | 1-2 | 2単位以上 |
グローバルリーダー演習 | ② | 3-5 | ||
アントレプレナーシップ科目 | イノベーション創出型研究者養成1 (TEC1:ビジネス企画特別演習) |
2 | 3-5 | (※)印の 8科目の内から 2科目(2単位)を 含む4単位以上 |
イノベーション創出型研究者養成2A (TEC2A:MOT基礎演習) (※) |
1 | 3-5 | ||
イノベーション創出型研究者養成2B (TEC2B:MOTコンサル基礎) (※) |
1 | 3-5 | ||
イノベーション創出型研究者養成2C (TEC2C:知財戦略演習) (※) |
1 | 3-5 | ||
イノベーション創出型研究者養成2D (TEC2D:アイディエーション演習) (※) |
1 | 3-5 | ||
イノベーション創出型研究者養成2E (TEC2E:マネジメント&マーケティング演習) (※) |
1 | 3-5 | ||
イノベーション創出型研究者養成2F (TEC-2F:ベンチャービジネス&アントレプレナーシップ基礎) (※) |
1 | 3-5 | ||
イノベーション創出型研究者養成2G (TEC2G:ベンチャービジネス演習) (※) |
1 | 3-5 | ||
イノベーション創出型研究者養成2H (TEC2H:リーダーシップ特別演習) (※) |
1 | 3-5 | ||
イノベーション創出型研究者養成3 (TEC3:企業研究特別演習) |
2 | 3-5 | ||
イノベーション創出型研究者養成4 (TEC4:研究リーダー養成特別演習) |
2 | 3-5 | ||
修了要件単位数合計 |
16単位以上 |