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2022年12月21日
「地理学野外調査実習Ⅰ」(担当教員:菅野准教授、ティーチングフェロー:D2 市道さん)の授業において、受講生の2年生13名(全員が本教室の学生)が案内人となり、エクスカーションを実施しました。今年度は受講生が多いことから、3チームに分かれてルートを設定し、12月10日(土)に六甲山、12月17日(土)に須磨と西淀川を巡りました。
六甲山チームでは、六甲山の植林、近代における別荘地の開発、土地利用(保養所、ホテル、人工池など)、地形を生かした産業(酒造、はちみつ)、小規模学校のメリットおよび問題、六甲山の現況(ワーキングスペース、カフェ、観光など)について学びました。
須磨チームでは、「戦後の神戸市の発展」をテーマとし、ベルトコンベヤの跡地、すまうら水産のり工場、須磨ニュータウン(北須磨団地)の3つを見学しました。まち歩きや地元の人々との交流を通じて、ベルトコンベヤが高度経済成長期のボートアイランドの開発から神戸空港の開港までの都市開発に寄与したという歴史、戦後の沿岸部の埋め立てによる漁業への影響、ニュータウン開発の歴史および現況を学習しました。
西淀川チームでは、工場の立地や都市計画に基づいた住宅地開発、水害や公害に対応したまちづくり(住宅の玄関の位置、水門、緑陰道路など)について、まち歩きや受講生同士の意見交換を通じて確認し、港湾部に立地する地域のまちづくりを学びました。
エクスカーションの最後には、教員とティーチングフェローから、良かった点、もう少し工夫してほしかった点などのフィードバックを行いました。2年生13名は今回の反省点を生かし、来年度の新歓エクスカーションを企画する予定です。
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