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2024年4月24日
本教室に客員研究員としてお越しいただいているスウ先生の島嶼の地政学に関する研究について、5月26日(日)I-siteなんばで講演会が開催されます。台湾海峡をめぐる中台関係に挟まれた小さな島々(馬祖諸島・金門島)の歴史と現状についてお話しいただきます。英語による発表ですが、日本語資料がつき、山﨑教授による通訳サポートもあります。関心のある方は是非ご参加ください。
日時 : 2024年5月26日(日) 14:00~17:00(終了時刻は予定)
会場 : 大阪公立大学 I-siteなんば A1.A2室 (〒556-0012 大阪市浪速区敷津東2-1-41)
発表者 : スウ・ジンユウ先生(国立台湾大学)
発表タイトル : The Dynamic Bordering in Kinma Islands: From Cold-War Borders to Developmental Borderwork
趣旨 :
近年、台湾海峡をめぐっては、中華人民共和国(中国)と中華民国(台湾)との間だけでなく、日本や米国などの関係国を含めて緊張が高まっている。本部会では第二次世界大戦後の20世紀中期において、中国と台湾の境界形成が歴史的・政治的にどのようなプロセスを踏まえて構築されていったかを、大阪公立大学に客員研究員として訪問中の国立台湾大学Jinn-yuh Hsu教授をお招きして発表いただく。Hsu氏の研究は二つの主体だけでなく、海峡に位置する金門島と馬祖島の役割に着目し、両島の存在が二重の境界を形成してきたことを指摘している。本部会ではHsu氏の近著の論考を踏まえつつ、台湾海峡をめぐる対立の重層性について議論を深めることとする。
本講演会は、人文地理学会地理思想研究会との共催となります。オンライン参加の場合は申し込みが必要です。
詳細はこちらからご覧ください。
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