お知らせ

今年度より、学部２回生から大学院生までの希望者で論文輪読ゼミを行っています。このゼミは、論文を批判的に読む練習と学部生・大学院生間の交流を目的としています。事前に参加者間で共有した論文について各回の担当者が概要を説明した後、その評価に関して参加者で話し合います。論文を読んで、より詳細な説明が欲しい点があれば学年関係なく気軽に質問ができるため、普段の授業とは変わった雰囲気を感じられます。担当者によって選ぶ論文のテーマは様々で、自身の興味関心の幅を広げるきっかけにもなっています。
12月１日には、ゼミ内で扱った論文を契機に、奈良県天理市を訪れるフィールドワークを行いました。論文の題材となっていた天理本通り商店街のほか、天理教教会本部の神殿、天理参考館などの訪問を通じて、宗教都市としての景観を実際に見て、「陽気ぐらし」という信仰の在り方を学ぶことができました。学部生と大学院生の間で交流を深めることもでき、有意義な１日になりました。（２回生：平田）