空間・社会・地理思想

2022年5月10日

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空間社会地理思想 第25号

論文

中島 弘二
被災地の復興をめぐる場所の喪失と再構築―瀬尾夏美「二重のまち」を読む―

貫名 隆洋
ベトナム人の定住化と「長田」の変容―マルチスケールの観点から―

板原 虎ノ介
整備新幹線が沿線地域にもたらす変化と「地域の振興」に向けた考察

 

翻訳

ゲオルク・グラスツェ、アニカ・マティセック
(木村 惟啓 訳)
人文地理学における言説研究―概念的な基礎づけと経験的な手法の発展―

ジル・バレンタイン
(須崎 成二 訳)
いかなる嫌がらせを受けても―嫌がらせに関する個人の地理学―

サラ・L・ホロウェイ、フィル・ハバードハイケ・イェンスヘレナ・ピムロット・ウィルソン
(栗林 梓 訳)
教育の地理学と子ども,若者,家族の重要性

ケイトリン・バックル
(住吉 康大 訳)
居住地移動と移動する「ホーム」

カロライナ・ドーティ、レスリー・ミュレイ
(田中 雅大 訳)
モビリティの言説―制度・日常生活・身体化―

スティーヴン・ダニエルス
(市道 寛也 訳)
郊外の田園詩―「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」と60 年代の記憶―

オギュスタン・ベルク
(荒又 美陽 訳)
植民地化と社会変動(『稲と流氷―北海道の植民地化と文化変容―』所収、第9 章)

マーティン・ミュラー
(成瀬 厚 訳)
メガ・イベント症候群―メガ・イベントの計画においてなぜそんなに誤った道を進むのか、そしてそれについてなにをすべきか―

マーティン・ミュラー
(杉山 和明 訳)
パラドックスへの接近法―メガ・イベントを愛しつつ憎むということ―

 

特集

水内 俊雄
1990 年代の地理学界におけるひとつのエッジ再訪

中島 弘二
『空間・社会・地理思想』発刊の頃

大城 直樹
『空間・社会・地理思想』界隈(回想録)

堤 研二
IICCG(第1 回国際クリティカル地理学会)の(多分に私的な)報告―1997. 9. 1―

柴田 陽一、水内 俊雄、原口 剛、杉山 和明

丹羽弘一著作目録・回想録