セミナー・シンポジウムのお知らせ

2022年9月15日（木）、日本放射線影響学会第65回大会（会場：大阪公立大学杉本キャンパス）の「キャリアパス・男女共同参画委員会企画セミナー」にて、特別講演を行いました。 今回のセミナーでは「現代のライフイベントから学ぶ研究者の持続可能なライフプランとは？」と題して、研究者が年を重ねるごとに直面する、結婚、出産、育児、介護などについて、仕事との両立の難しさ、どのように乗り越えようとしたのか、などについて議論されました。

特別講演では「ケアとジェンダーから考える研究者のワーク・ライフ・バランス」と題して、子育てや介護とジェンダーの関連や、研究者のワーク・ライフ・バランスは、仕事と私生活に「研究」も加えた「ワーク・ワーク・ライフ・バランス」として考える必要性について、お話しました。

その後のパネルディスカッションでは、これから社会に出る学生、子育て真っ最中の方から介護中のベテランまで、様々な世代の研究者が登壇し、自分たちの関心や経験から、子育てや介護などのケアと研究や仕事の両立についてお話されました。 会場には100名近い学会員の参加があり、このテーマへの関心の高さが伺えました。 日本放射線影響学会は、2014年に若手研究者支援活動の一環として男女共同参画ワーキンググループを設置し、2016年には男女共同参画学協会連絡会にオブザーバー加盟、2021年から常設委員会としてキャリアパス・男女共同参画委員会を設置して、学会員のジェンダー平等のための活動をしています。

一般社団法人 日本放射線影響学会 キャリアパス・男女共同参画委員会

https://www.jrrs.org/about/gender_equality.html