おしらせ
2023年4月7日
第172回 サロンde人権のおしらせ
テーマ: 戦時期における優生学の混血言説と人種主義
話題提供: 徐 東周 さん(ソウル大学日本研究所 助教授)
日時: 2023年 4月19日(水)15時00分〜17時00分
場所: 大阪公立大学 高原記念館2階 特別会議室 および ZOOM(オンライン開催)
近代日本の優生学が目指したのは、西洋人との「人種競争」で勝利することであり、混血はその手段の一つとして見なされた。しかし、多くの優生論者は混血に否定的であった。彼らは「遺伝的に劣った人」との混血が社会の崩壊を引き起こす可能性があると懸念した。「遺伝的な劣等者」には、精神病者、アルコール中毒者、性病患者以外にも、下層民や植民地出身者も含まれた。その意味で、民族間の接触が増え続けられる帝国日本の現実は彼らにとって一種のアポリアであった。それでは、優生論者たちはこの問題にどのように対処したのだろうか?
参加無料・事前申込・先着順
※オンラインと対面開催を予定しています。(対面20名、ZOOM 定員100名)
参加希望者は前日正午までにお申し込みください。
定員に達し次第締切とさせていただきます。