新着情報
2024年2月20日
- お知らせ
2024年度「共同利用・共同研究事業」研究課題公募のお知らせ
大阪公立大学都市科学・防災研究センターは、文部科学省より「先端的都市研究拠点」として認定され、学外に開かれた共同利用・共同研究拠点を形成してきました。それによって培われた国内外に広がるネットワークのさらなる充実と、「先端的都市研究」のより一層の推進を期して、共同研究課題を下記のとおり公募します。
既存の研究分野の枠を超えた領域横断的な研究、文理融合的な研究、地域社会や市民活動団体等との連携の高度化に資する研究、政策提言へと結実することが期待できる研究など、学際的な研究や実学的志向な共同研究が対象となります。とりわけ、(1) 旧大阪市立大学都市研究プラザおよび都市防災教育研究センターが蓄積してきた「都市研究」に関する豊富な研究資源*を活用する共同研究、(2) 大阪公立大学に所属する研究者とその他の研究機関に所属する研究者との連携の強化につながるような共同研究、(3) 大阪公立大学都市科学・防災研究センターの現場プラザや海外センター/オフィス**の活用を通じて国内外の都市研究の架橋を目指す研究など、本拠点の学外に開かれた共同利用・共同研究拠点としての役割強化に資する研究の提案を歓迎します。
* 大阪公立大学都市科学・防災研究センターは、その前身のひとつである大阪市立大学都市問題資料センターの時代から、都市研究に関する資料の収集に務めてきました。収集された資料は「都市文庫」として管理しています。詳しくは、https://www.omu.ac.jp/orp/urec/library/ をご覧下さい。
** 大阪公立大学都市科学・防災研究センターは、現場密着型の都市研究のためのサイトとして、現場プラザを大阪市内の西成と豊崎に、東アジアの諸都市の研究機関との研究交流や共同研究のサイトとして、海外センター/オフィスを、ソウル、台北、バンコク、ジョグジャカルタに有しています。
記
1. 公募領域・研究課題例
① 先端的都市研究
・ 東アジア諸国における貧困と排除にかんするアクションリサーチ
・ 東アジア諸国における家族とケアにかんする比較研究
② コミュニティ防災研究
・ コミュニティ防災力評価手法の開発
・ コミュニティ防災活動の地域比較
③ コンフリクト・マネジメント研究
・ 施設コンフリクトの合意形成に関する研究
・ 住民と専門職による総合相談の展開
※上に掲げた研究課題例はあくまでも例示であり、応募可能な研究課題を制約するものではありません。とりわけ公募領域 ① の「先端的都市研究」には、上記の例にとらわれることなく斬新な研究課題を設定して応募されることを期待しています。これまでに採択された研究課題には、以下のようなものもあります。
・ 文化とコミュニティ維持のための村落・都市共創システムの構築
・ 都市におけるヤングケアラー支援に対する実践モデル構築に向けたアクションリサーチ
・ 釜ヶ崎における文化実践の事例研究:紙芝居劇団むすびの表現
過去の公募型共同研究課題一覧もご参照ください。
2. 採択件数
数件(3 ~ 5件程度)
3. 研究期間
2024年4月1日~2024年12月31日
※年度内に研究成果報告会を開催し、研究成果を公表していただきます。
4. 研究費
最大50万円
※採択件数と予算により、申請額に満たない場合があります。
5. 応募資格
本拠点に所属する研究者を含む、5人以上の研究グループを組織してご応募下さい。研究グループのメンバー全員が、大学やその他の研究機関に所属する狭義の研究者である必要はありません。自治体職員等の行政関係者、市民活動団体のメンバー、経済団体に所属する者等をメンバーに含む研究グループの応募を歓迎します。
本拠点に所属する研究者は別表(公募要領)の通りです。これらの研究者のうちのいずれかと連絡をとり、研究グループに参画することについての了承を得たうえで、ご応募下さい。
6. 選考
本拠点課題選考委員会にて選考の上、結果を3月末までに通知します。
7. 申請方法等
① 申請書式入手先:こちらの添付ファイルをご使用ください。
https://www.omu.ac.jp/orp/urec/info/topics/entry-46364.html
② 申請期間:2024年3月4日(月)~18日(月)
③ 提出先:urec-joint_office[at]ml.omu.ac.jp※[at]を@に置き換えて送信してください。
WordおよびPDFファイルのメール添付のみ受け付けます。
④ お問合せ先:
大阪公立大学都市科学・防災研究センター 先端的都市研究拠点事務局
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
Tel: 06-6605-3444, E-mail: 上記提出先に同じ
以上