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2024年11月8日
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UReC国際シンポジウム開催のお知らせ
近年の東アジアに共通しているのは、少子高齢化による労働力の不足に加え、女性の就労や社会進出に伴うケアの担い手の不足など、いわゆる「ケアの危機」とも言われるような状況である。また、家族や地域コミュニティのケア機能の喪失に伴う子どもの貧困の深化、そしてヤングケアラ―や子育てと介護の負担が重なることによるダブルケアラ―の問題、学校現場の疲弊や子ども間の教育格差の拡大などに対する教育福祉への課題に関心が高まっている。
こうした問題を共通に抱える東アジアの国や地域の現状を共有し、施策にかかわる比較研究を行っていくことが求められている。
そこで、本国際シンポジウムを東アジアの状況認識を共有する場として設定し、「ケアの危機」に伴う分断の構造を捉え直し「ケアの再生」による共生社会の構築に向けた、本学におけるケアレジーム比較研究の一歩としたい。
UReC国際シンポジウム
・ 開催日 : 2024年12月1日(日) 13:00~18:00
・ 開催形式 : 会場・オンライン(ハイブリッド開催)
・ 会場 : 高原記念館学友ホール(大阪公立大学 杉本キャンパス) ※25番の建物
・ 参加費 : 無料
・ お申込 : urec-joint_office@ml.omu.ac.jp ※@は半角に置き換えてください
メールアドレス、氏名、所属、参加形態をお知らせください。
・ プログラムの概要 :
東アジアの国や地域(フィリピン、中国、台湾、韓国、日本)のケアレジームに関する現状報告・比較研究 等
※プログラムの詳細については、添付PDFをご覧ください。