新着情報

2025年1月9日

  • お知らせ

次世代BOSAIフォーラムのご案内

開催趣旨

近年、国内外で頻発する大規模災害が激甚化し、世界は「災害多発時代」のフェーズに入ったと考えられます。このような背景の中で未来の社会を守るためには、現役の防災人材に続く「次世代の防災人材」の育成が急務です。彼らが5年後、10年後に社会の中心で活躍し、さらにその次の世代へ防災の知識と経験を継承していくことが、未来の社会を守るための重要なセーフティネットとなると考えています。そのためには、若い世代が確かな防災知識と経験を培うだけでなく、多様な文化や背景を持つ人々と相互に理解し、尊重し合う共助の関係構築が欠かせません。

私たちは世界有数の災害大国として蓄積された知識と経験を力に、地元大阪で開催される万博の舞台で世界のユースと共に「防災/BOSAI」を共通語として、将来に渡り社会に貢献するグローバルな防災活動を展開します。

目的
  • 地球規模の重要課題である「防災/BOSAI」を、次世代の担い手である10代、20代のユース世代がローカルとグローバルの両視点から学び、実践につなげることにより、地域防災の向上に貢献します。
  • 国内外で防災に取り組む同年代の仲間が緩やかに連携することにより、各地域の災害の特色や過去の災害の教訓の伝承などの多様な要素を包括し、広域大災害への備えや対応に集約する過程において、大阪のユースが先導的な役割を担い、「共助」の関係構築を推進します。
  • 防災学習及び地域での実践活動、そして国際交流を通じて、防災を軸に多様性や多文化理解、そしてSDGs達成など広い視野で物事を考える「グローバル防災人材」の育成と活躍支援に繋げます。
  • 2025年5月に万博会場で開催する「グローバルユース防災サミット2025」において、これまでの活動の集大成として「防災世界地図」を作成、展示し、グローバルな視野で防災を考え、取り組むこと の重要性を世界に発信します。
イベント内容

「次世代BOSAIフォーラム」

【日時】 2025年2月2日(日) 10:00〜12:00

【会場】 グラングリーン大阪 JAM BASE「マルチスペース」(大阪市北区大深町6)

※オンライン(Zoom)での参加も可能
詳細はグローバルユース防災サミット実行委員会webサイトをご覧ください

【内容】

①講話「自然環境と人の多様性を考えよう」 三田村 宗樹氏 (大阪公立大学名誉教授)

地球温暖化の進展の影響で自然災害は深刻化することが 予想されています。こうした現状に視点を置き、地域に根ざした活動と同時に世界を見渡し、文化や宗教、社会状況を正しく理解し、多様性を踏まえた「世界的共助」のあり方について考えます。

②「防災世界地図」ワークショップ

「世界的共助」の重要性を「防災世界地図」で表現してみよう。5月17日(土)に大阪・関西万博で開催する「グロ ーバルユース防災サミット2025」において国内外で防災に取り組む同年代の仲間と共に発信するツールを作ると共に、万博のレガシーとしての活用法を考えます。

主催

グローバルユース防災サミット実行委員会

共催

特定非営利活動法人レジリエンス教育研究所

後援

大阪市、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、大阪公立大学都市科学・防災研究センター