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2025年3月19日
- レポート
第37回UReCサイエンスカフェを開催しました
2025年3月17日(月)、大阪公立大学杉本キャンパスにて第37回UReCサイエンスカフェを開催しました。今回は通信インフラをテーマに、現代社会の基盤を支える電話やインターネットの裏側にある地下インフラの現状と課題が議論されました。地下に広がる通信ケーブルの老朽化や維持管理の効率化が求められる中、NTTインフラネットの最新DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが紹介され、GISによる台帳管理、マンホール内の360度カメラによる画像点検、MMS(モービルマッピングシステム)、ドローンを活用した点検手法などが実例として示されました。さらに、実際にシステムを用いたデモンストレーションも行われ、参加者は新たな技術の効果を目の当たりにし、老朽化対策や技術継承の可能性について理解を深めました。講演後には活発な意見交換が行われ、各分野の視点からインフラ管理の未来について考える有意義な機会となりました。
講師 牧野 智明 氏(NTTインフラネット株式会社 関西事業部)