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2024年12月25日

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第144回生物科学フロンティアセミナー:2025年1月7日(火)15:00〜

肺胞マクロファージを中心とした肺疾患の病態解明と治療戦略への展開

阪本 考司 先生(名古屋大学 医学部附属病院 呼吸器内科 病院講師)

日時:令和7 年1 月 7 日(火)午後3 時より
場所:中百舌鳥キャンパス A12 棟(旧サイエンスホール) 事前参加申し込みは不要です。会場まで直接お越しください。

 肺は呼吸を介して常に外界と交通を持つ臓器である。肺胞マクロファージは肺における見張り番であり、肺の恒常性を維持するのみならず、外敵を撃退し、肺の炎症を制御するなどの機能も司っている。急性の肺傷害の際、肺胞マクロファージは最終的にホメオスタシスを回復させるために、炎症の開始と終息を指揮する中心的な役割を演じているため、治療的介入の魅力的な標的ともなる。本セミナーでは、外的環境、及び、内的環境の変化に呼応して、肺胞マクロファージの反応が形成する肺の病態について、我々physician-scientist の研究グループが研究展開する、動物、及び、細胞モデル、さらには臨床サンプル解析による肺疾患の病態解明と、新たな治療標的の発見に繋げる取り組みについて紹介する。

(世話人・連絡先:中瀬生彦、藤原大佑、道上雅孝)

パンフレットは↓