景観計画・設計(ランドスケープデザイン)に関する研究・実践

景観計画・設計(ランドスケープデザイン)に関する研究・実践として、例えば、大阪府下泉佐野市日根野荘の重要文化的景観地区、豊能町高山地区・牧地区などを主なフィールドに、地図情報やGISなどの空間解析技術を通じて、河川・水路の水系と営農に連動した水利システムと集落形成が成す景観構造の特質の解明をはじめ、水利組合や地域住民へのヒアリング調査を通じた、集落で現地調査や営みの動態性を解明し、これらの相互の関係性の照合を図り、文化的景観の保全に資する動態的持続性を考究する研究に取り組んでいます。

また、集落での営みの動態性を探り、相互の関係性の照合を図り、文化的景観の保全に資する動態的持続性を明らかにすることで、今後の景観構造の評価基準構築、眺望景観保全区域などの行政の景観計画の構築や充実化に向けたゾーニングなど、計画論に応用しうる知見の蓄積に向けた研究を実践しています。

さらに、景観写真を用いた印象評価実験をベースに、地形条件や土地利用、景観構成要素との関連性を分析することで景観の視覚的特徴を明らかにする研究も実践しています。

加えて、都市公園の空間構造と人々の滞留行動の関係を分析し、公園の設えのあり方を考える研究も行っています。

日根野01

御堂筋01

ランドスケープ01

ランドスケープ04

篠山地形01

都市公園01

泉州01

泉州02

泉州03


関連研究の科研費・外部資金獲得実績

  • 科研費 若手研究「文化的景観の保全に資する動態的持続性の解明と計画論への応用」、2021年度~2024年度、研究代表者:阿久井康平

連携協定

  • 一般社団法人KIX泉州ツーリズムビューローと地域振興に向けた連携協定を締結(2023年6月〜)

 《大阪泉州の食の情報サイト》https://umai-osaka-senshu.or.jp/