景観まちづくりに関する研究・実践
景観まちづくりに関する研究・実践として、例えば、地元地域組織、近隣店舗経営者、建築家やデザイナーと協働し、景観・機能・管理面の観点からイベント時や日常時に利活用可能で街路景観の形成に資するストリートファニチャーの開発を行う実践的取り組みなどを行っています。
また、ストリートファニチャーの試行的展開を通じて、見えのデザイン、機能のデザイン、空間や景観形成、管理面などの観点から効果検証を行う研究につなげています。滞留人口や滞留時間、経済効果などの観点から賑わいの効果検証を行うなどの実践研究も行っています。
さらに、都市・地域の空間や景観を取り巻く歴史や変容を踏まえた日常の生活景、市民参画型から市民主導型の景観まちづくりへの展開、実体的な多様性がもたらすリバブルな都市生活を読み解き、その特質を考察をする研究も手掛けています。
近年では、大阪市内の橋梁を対象に、橋上空間の魅力発信、エリアの回遊性の向上、大学間連携による公共空間の人材育成等を目的とした取り組みも行っています。
共同研究・実践等実績
- 中之島ブリッジテラス実行委員会(主体:京阪ホールディングス株式会社/現代システム科学研究科景観計画学研究室(阿久井研究室)/工学研究科都市計画研究室(嘉名光市・高木悠里研究室)/京都大学(山口敬太研究室)/大阪工業大学(木村優介研究室)/大阪産業大学(川口将武研究室)、大阪市建設局・北新地みらい会議・中之島連合振興町会・ANAクラウンプラザホテル(大阪連携・協力)
- dot studio 一級建築士事務所 「ウィズコロナ時代の景観形成に資するストリートファニチャーの開発・実装とその効果検証」、 「市民参加型景観まちづくりを通じたシビックプライドの醸成・涵養に関する実践とその効果検証」「豊かな街路空間・景観形成に資するまちなかテントの面的展開とその利活用によるまちの賑わいの効果検証」、共同研究・実践、2018-2020年度
- 富山大学芸術文化学部 籔谷祐介研究室 「ウィズコロナ時代の景観形成に資するストリートファニチャーの開発・実装とその効果検証」、「市民参加型景観まちづくりを通じたシビックプライドの醸成・涵養に関する実践とその効果検証」共同研究・実践、2019-2020年度
など