PBLプログラムとPBL演習

学類を超えた学びで「実践力」を身につける

各学類のカリキュラムと独立した課題解決型の「PBL(Project Based Learning)プログラム」を履修し、その最終科目である「PBL演習」において、専門分野の異なる他者と協働を重ねることで、自ら課題を発見し、粘り強く解決に取り組むことのできる「実践力」を身に付けます。PBLプログラムは持続可能社会の実現に関する課題を扱います。その多くは SDGsのゴールに対応しています。

持続可能な開発目標(SDGs)

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(No one will be left behind)」ことを誓っています。

 

環境再生

星 英之・興津 健二・竹中 規訓・中山 祐一郎・黒田 桂菜

環境再生活動をグループで企画・実践することにより、コミュニティレベルでの環境再生活動の重要性を理解し、将来、リーダーとして環境再生を実践することのできる能力を身につけることを目的としています。

星 英之・興津 健二・竹中 規訓・中山 祐一郎・黒田 桂菜

 

PBL演習では

環境再生に関わる技術、調査手法についての講義と、グループで行う環境再生に関わる技術、調査手法を用いた実践的な環境再生活動から構成されています。活動の成果を報告書にまとめるとともに成果発表を行います。

環境再生

PBL演習


サービスデザイン

佐賀 亮介

SDGsに関連したサービスデザインを企画し、それをビジネスとしてプランニングするために必要となる知識や技法、およびプロセスを、講義やグループでの演習を通して実践していきます。

佐賀 亮介

 

PBL演習では

サービス企画のアイデアを、デザイン思考および創造性開発技法などから練り上げます。そして、市場調査を通してアイデアをビジネスプロセスへと昇華し、その内容についてプレゼンテーションを行います。

サービスデザイン

PBL演習


教育保障

岡本 真彦・河野 直子

全ての子どもが質の高い教育を受け、自らの個性を伸ばしていける社会でなければ持続可能な社会は実現しない。そのような理想的な学びの環境をどのように実現できるのか、これがこのPBLで解決すべき目標です。

岡本 真彦

 

PBL演習では

小中学生に対して学習支援活動を行うことを通して、大学が地域の教育・学力保障にどのように貢献すべきかについての自分なりのプランを持ち、実際の学習支援活動を運営していくスキルを身に付けます。

教育保障

PBL演習


ジェンダー論

内藤 葉子・児島 亜紀子・東 優子・熊安 貴美江

「ジェンダー」というレンズを通して、世の中を見つめ直すと、様々なアタリマエ(常識)には歴史があるということ、社会の構造、規範などの影響が見えてきます。常識を「クリティーク」する力を養成する演習に取り組みます。

内藤 葉子

 

PBL演習では

ジェンダー論の必要性と実例についての講義を踏まえ、グループ毎に問題関心の共有とテーマ設定、企画立案、役割分担、課題への取り組み、成果発表を行います。

ジェンダー論

PBL演習