教員紹介

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教員名

研究領域

研究テーマ

感情心理学

感情や感性の心理物理学的分析とその応用

教育心理学

認知発達と教授学習過程に関する心理学的研究

臨床心理学

心理臨床面接におけるイメージ体験とその表現プロセス

老年心理学

老いや精神疾患に伴う認知機能変化に関する研究

臨床心理学

心理療法の実践と発達障がいのある人が持つ記憶について

社会心理学

実証的研究を通してヒトの向社会性の有り様を探る

臨床心理学

精神病理学の視点から「病気」であることや各種病態の本質を問う

臨床心理学

イメージの創造性や身体性に着目した心理療法の研究

環境心理学

ストレスフリーの建築環境創出に向けた心理学的研究

認知情報学

認知、情報、コミュニケーションという観点からの学習・最適化

臨床心理学

社会的養護における心理療法の研究や性的少数者の心理支援

認知心理学

言語、身体化認知、共感覚、知覚的意識のメカニズムに関する研究

知覚心理学

実験法と数理統計モデリングを用いたヒトの知覚・認知過程の研究

 

岩佐 和典 准教授

岩佐 和典(Iwasa Kazunori) 准教授

主な研究テーマ

感情や感性の心理物理学的分析とその応用

研究キーワード

感情、感性的質感、心理物理、心理査定

感性や感情といった意識的な「感じ方」は、刺激の物理的な性質だけでなく、その個人がもつ認知・感情・行動的な傾向や、その時々の心理学的な状態によっても影響される場合があります。そうした影響の仕方を、心理物理学や認知科学等の方法で検討しています。そこから、任意の感じ方を引き出すための工夫を考えたり、精神疾患に伴う感じ方の変化を理解したり…といった応用的な課題にも少しずつ取り組んでいます。

感情や感性の心理物理学的分析とその応用

 

主な担当科目 感情・人格心理学、公認心理師の職責、卒業研究
メールアドレス kaiwasa(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟305

 


岡本 真彦 教授

岡本 真彦(Okamoto Masahiko) 教授

主な研究テーマ

認知発達と教授学習過程に関する心理学的研究

研究キーワード

メタ認知、算数・数学の認知過程、表象操作とジェスチャーの発達

ヒト、特に子どもはどう学ぶかを明らかにした上で、どう教えると良いのかについて研究しています。主な対象は、幼児から小学生、中学生頃までの子どもですが、大学生の学習プロセスなどについても研究しています。私たちの研究は、学校での教育実践と深く結びついているため、基礎的な心理学研究を進めながら、基礎研究の知見を利用した新しい教育方法についても研究を進め、小・中学校の先生方と一緒になって授業作りにも取り組んでいます。

認知発達と教授学習過程に関する心理学的研究

 

主な担当科目 発達心理学1、教育・学校心理学、心理学統計法1、心理学研究法、卒業研究
メールアドレス mokamoto(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟323

 


片畑 真由美 准教授

片畑 真由美(Katahata Mayumi) 准教授

主な研究テーマ

心理臨床面接におけるイメージ体験とその表現プロセス

研究キーワード

心理臨床面接、イメージ、身体感覚

私はこれまでクライエント(来談者)が心理臨床面接の中でイメージを体験し、それを表現するプロセスでは何が生じているのか、そしてそれがクライエントにどのように寄与しているのかについて興味をもってきました。特にイメージを表現するものとして、箱庭、夢、描画に注目していますが、それだけではなく言葉や遊びも自己を表現する重要なツールとして捉え、実践および研究をしています。

片畑 真由美 准教授

 

主な担当科目 心理検査法(心理的アセスメント)、卒業研究
メールアドレス katahata(at)omu.ac.jp

 


河野 直子 准教授

河野 直子(Kawano Naoko) 准教授

主な研究テーマ

老いや精神疾患に伴う認知機能変化に関する研究

研究キーワード

認知症、認知加齢、実行機能、高齢運転者

老いることと病いを得ることはどのように異なるのでしょうか。加齢に伴う認知機能や行動の変化に着目して考えます。得られた研究知見を臨床場面に生かす視点に立って、新しいアセスメント手法等の確立や流通に関わる検討も行います。

老いや精神疾患に伴う認知機能変化に関する研究

 

主な担当科目 発達心理学2 、健康・医療心理学、公認心理師の職責、卒業研究
メールアドレス nkawano(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟313

 


川部 哲也 教授

川部 哲也(Kawabe Tetsuya) 教授

主な研究テーマ

心理療法の実践と発達障がいのある人が持つ記憶について

研究キーワード

心理療法、発達障がい、特殊環境

夢やイメージを通して人のこころを理解しようと考え、心理療法を実践しています。日々の臨床現場から出てきた問いに答えるために、発達障がいのある人が持つ特殊な記憶について研究を進めています。最近は、臨床で語られるサブカルチャーや世界観、そしてコロナによって発展を見せたオンライン面接についても検討を行っています。

また、南極越冬隊員の心理研究として、隔離閉鎖環境における心理状態についても研究を進めています。

心理療法の実践と発達障がいのある人が持つ記憶について

 

主な担当科目 臨床心理学概論 、心理療法論(心理学的支援法)、 関係行政論、卒業研究
メールアドレス kawabet(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟326

 


河村 悠太 准教授

河村 悠太(Kawamura Yuta) 准教授

主な研究テーマ

実証的研究を通してヒトの向社会性の有り様を探る

研究キーワード

向社会的行動、利他性、評判

「周りの人のため」と思って取った行動が必ずしも人のためになるわけではありません。逆に、自分のためだけを考えて取った行動が、結果的には他者に利益をもたらすこともあります。このような、利他と利己のあわいを社会心理学・進化心理学的観点から研究しています。

実証的研究を通してヒトの向社会性の有り様を探る

 

主な担当科目 産業・組織心理学、社会・集団・家族心理学、心理学統計法3 、心理学研究法、卒業研究
メールアドレス ykawamura(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟306

 


総田 純次 教授

総田 純次(Soda Junji) 教授

主な研究テーマ

精神病理学の視点から「病気」であることや各種病態の本質を問う

研究キーワード

精神病理学、精神分析、現象学的解釈学

精神病理学とはいわば精神医学における哲学のようなものです。そもそも精神の領域で「病気である」とはどういうことなのか、「統合失調症」であるとは、「うつ病」であるとはどういうことなのかといった本質論を扱っています。こうした本質論が同時にそれぞれの病態に特異的な精神療法的なアプローチを示しているというのが私の独自のスタンスだと考えています。

精神病理学の視点から「病気」であることや各種病態の本質を問う

 

主な担当科目 心の病理学(精神疾患とその治療)、公認心理師の職責、 卒業研究
メールアドレス souda60(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟329

 


髙橋 幸治 教授

髙橋 幸治(Takahashi Koji) 教授

主な研究テーマ

イメージの創造性や身体性に着目した心理療法の研究

研究キーワード

イメージの創造性、身体性、教育現場での臨床、イメージを利用したグループアプローチ

無意識からの産物としてのイメージは心理療法において様々な表現形態をとります(描画、箱庭、創作物、語りなど)。それらのイメージの創造プロセスの守り手に心理臨床家がいかになり得るかということ、またイメージ、無意識と深い関係のある身体性に着目することで、心理療法の可能性を追及することを模索し考えています。また、教育現場での心理療法的関わりやイメージを利用したグループアプローチについても実践し考えています。

イメージの創造性や身体性に着目した心理療法の研究

 

主な担当科目 人間システムとサステイナビリティ、教育・学校心理学、卒業研究
メールアドレス koji(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟327

 


飛田 国人 准教授

飛田 国人(Tobita Kunihito) 准教授

主な研究テーマ

ストレスフリーの建築環境創出に向けた心理学的研究

研究キーワード

温熱環境の快適域、景観の違和感、体感温度

豊かな空間を創出するには、人の空間の捉え方や、生理的な反応の特性を知らなければなりません。過度な冷暖房や、熱中症を引き起こすような温熱環境が人体に及ぼす影響を明らかにし、その予防策の考案に取り組んでいます。また近年は、既存の景観に趣の異なる建物が加わることで生じる景観論争に、違和感の観点から切り込み、景観保全の在り方について検討しています。

ストレスフリーの建築環境創出に向けた心理学的研究

 

主な担当科目 環境心理学、心理学実験、卒業研究
メールアドレス tobita(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟314

 


野津 亮 教授

野津 亮(Notsu Akira) 教授

主な研究テーマ

認知、情報、コミュニケーションという観点からの学習・最適化

研究キーワード

認知科学、情報処理、最適化、学習

最適化・学習アルゴリズムは、人が持つ認知の枠組みを情報学的に洗練することで発展してきました。様々な計算アルゴリズムに認知的な視点から修正を加えていくことで、効率的な出力をさせることができるようになります。このように認知の仕組みをヒントに、効率的な学習や良い適応方法、新しい計算アルゴリズムといったものをコンピュータシミュレーションによって確認し、人に優しい環境・AIを探求しています。

認知、情報、コミュニケーションという観点からの学習・最適化

 

主な担当科目 認知科学2(学習・言語心理学)、認知情報処理、卒業研究
メールアドレス notsu(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟308

 


higuchi_01

樋口 亜瑞佐(Higuchi Azusa) 准教授

主な研究テーマ

社会的養護における心理療法の研究や性的少数者の心理支援

研究キーワード

被虐待、心理療法、社会的養護、セクシュアルマイノリティ

被虐待などのトラウマ背景をもつ子ども・若者や社会的養護経験者の自立における臨床心理学的支援について、言語・非言語にみるメタファーを手掛かりに事例を中心とした実践研究を重ねています。そのほか、セクシュアルマイノリティに関する理解を広めるための啓発活動や、セクシュアルマイノリティ当事者・当事者家族・関係者らのサポートを考えるうえでの調査研究なども行っています。

higuchi_02

 

担当 主な担当科目
学域 現代システム科学域・心理学類 心理療法論(心理学的支援法)、卒業研究
大学院 現代システム科学研究科・現代システム科学専攻・臨床心理学分野 臨床心理基礎実習B、臨床心理学特別研究Ⅰ
メールアドレス ahiguchi(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟330

 


牧岡 省吾 教授

牧岡 省吾(Makioka Shogo) 教授

主な研究テーマ

共感覚が生成されるメカニズムに関する研究

研究キーワード

共感覚、記憶、意識、身体化認知

専門分野は認知心理学・認知科学です。数字や曜日などが並んで見えるイメージが自動的に喚起される空間配列共感覚について、心理実験と神経回路モデルを使って探究しています。共感覚に関するシミュレーションモデルを世界で初めて提案し、最近は、共感覚を持たない人の中でも共感覚者と同様な仕組みが働いているらしいことを心理実験で解明しました。授業ではヒトの心という観点からサステイナビリティについて考察します。

牧岡教授 研究内容

 

主な担当科目 人間システムとサステイナビリティ、心理学概論、心理学統計法2 、心理学研究法、神経・生理心理学、卒業研究
メールアドレス makioka(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟322

 


Muto_Hiroyuki

武藤 拓之(Muto Hiroyuki) 准教授

主な研究テーマ

ヒトの知覚・認知情報処理過程の科学的検証

研究キーワード

認知心理学、身体性、メタサイエンス、数理・統計モデリング

現代は情報化社会と呼ばれて久しいですが、人間の「心」というものは私たちにとって最も身近な情報処理装置です。私は、人が感覚器官を通じて環境中の情報を取り込み適応的に世界を知覚する仕組みや、経験したことのない新たな情報を自ら生成する働きを含む知覚・認知情報処理過程を幅広く研究しており、研究テーマは視知覚・空間的推論・意思決定など多岐に渡ります。また、「心」を科学するための方法論自体にも関心があります。

Muto_Hiroyuki_kenkyuhukei

 

主な担当科目 認知科学1(知覚・認知心理学)、心理学研究法、心理学統計法2、卒業研究
メールアドレス mutopsy(at)omu.ac.jp
研究室 A15棟325