生殖技術の種の保全への応用
当研究室で開発したフリーズドライ精子保存法、凍結保存法を希少野生動物保護に応用する取り組みを日本動物園水族館協会、動物園水族館繁殖研究アライアンス、研究機関や動物園と共同で行っています。これまでに約60種の配偶子の保存を行っています。
関連HP
保全生物学コンソーシアム
関連論文
希少野生動物の人工繁殖を目的とした精子保存と受精技術 -希少野生動物配偶子バンクの構築と人工繁殖の実現に向けて- 金子武人 生物の科学 遺伝 2023年 No.5 P364-368.
Sperm freeze-drying and micro-insemination for biobanking and maintenance of genetic diversity in mammals. Kaneko T. Reproduction Fertility and Development. 2016,28(8):1079-1087.
Sperm preservation by freeze-drying for the conservation of wild animals. Kaneko T et al., PLoS One. 2014, 9(11):e113381.
フリーズドライ精子保存法の希少動物への応用 金子武人 獣医畜産新報(JVM)2014年 Vol.67, No.1, 40-41.
メディアリリース
フリーズドライ(凍結乾燥)精子で希少野生動物保護 -京都発・希少野生動物配偶子バンク-
本研究成果は、NHK、ABC朝日(テレビ朝日)放送、MBS毎日(TBS)放送、KBS京都
京都新聞(8月28日朝刊 1面)、朝日新聞(8月28日朝刊 34面)、読売新聞(8月28日朝刊 36面)
毎日新聞(8月28日朝刊 29面)、日本経済新聞(8月28日朝刊 42面)、産経新聞(8月28日朝刊 28面)
中日新聞(8月28日朝刊 25面)、日刊工業新聞(8月28日 21面)および系列地方紙に掲載された。
協力機関
環境省自然保護官事務所、国立環境研究所、京都大学野生動物研究センター
京都市動物園、姫路セントラルパーク、金沢動物園、平川動物園、伊豆シャボテン公園
秋吉台動物園、大森山動物園、釧路市動物園、大森山動物園、いしかわ動物園、多摩動物園、天王寺動物園
奄美いんまや動物病院、どうぶつたちの病院沖縄、猛禽類医学研究所、Smithsonian National Zoological Park
※精巣・卵巣組織を提供いただける研究機関・動物園・水族館があれば金子(takekaneko5 (at) gmail.com)までご連絡ください。