お知らせ
経済学部・松本ゼミが、徳島県牟岐町の特産品を使用したオリジナルメニューを企画
2024年12月16日
- 学生の活動
- 社会連携
経済学部・松本ゼミナール(担当:松本 淳教授)では、3年生と4年生が協力して2021年から徳島県牟岐町とさまざまな取り組みを行っています。これまで、天神橋筋商店街2丁目(大阪市北区)で特産品の販売協力や、クイズイベントなどを実施してきました。
4年目となる2024年度は、「関西むぎの日」の物販やイベント協力だけではなく、天神橋筋商店街の飲食店と一緒に、牟岐町特産の「実生ゆず」を使ったコラボメニューを企画、販売しています。実生ゆずとは、接ぎ木ではなく種から育てられたゆずのことで、えぐみが少なく香りが強いのが特徴。フレッシュなゆずの果汁や皮を使い、学生らが提案した多くのメニューの中から試作を重ね、和風パスタ、バスクチーズケーキ、ゆず羊羹の3品が完成しました。
担当の松本教授は「ただ利益を上げるだけではなく、商店街やお店と牟岐町、それぞれの強みをかけ合わせて、Win-Winの関係になれば良いと思います。将来的には社会課題の解決を目指して、学生たちにはもっとチャレンジしてほしいですね」と話していました。コラボメニューは12月30日(月)まで、ORANGE FIELDS Tea Garden(大阪市北区)で提供されます。
参加した学生のコメント
ゼミリーダー 滝瀬 央佳さん(経済学部3年)
「ゼミの先輩の代から交流があったお店に尽力いただき、コラボメニューという形で成果につながりました。幅広い世代が楽しめる商品になったと思います。牟岐町出身の方も食べに来てくださったと聞いたときは嬉しかったです」
灰原 知余さん(経済学部3年)
「これまではイベントのサポートなどが多かったですが、今回は主体的に企画し、熱中できて本当に楽しかったです。牟岐町だけではなく、大阪に移り住んできた方にも価値提供ができたと思います」
伊志嶺 智央さん(経済学部3年)
「私も地方出身。地元でしか知られていないものを、大阪の人に知ってもらうためにはどうすれば良いか、という観点で企画しました。机に向かっているだけではできない、貴重な経験でした」
お客さまが感想を書き込める「自由帳」とオリジナルメニューを手にした、(左から)伊志嶺さん、滝瀬さん、灰原さん
12月7日に実施された「関西むぎの日」でも積極的にPR
ゆずの皮を使った「バスクチーズケーキ」
メニューは英語版も用意
さわやかなゆず風味の「和風パスタ」
「ゆず羊羹」には実生ゆず茶をトッピング
松本ゼミ これまでの活動(一部抜粋)
2023年7月 経済学部・松本ゼミが徳島県牟岐町の「七夕祭り」イベントとコラボ
2023年1月 経済学部・松本ゼミが徳島県青少年講座「ツナグバ」を開催
2022年12月 経済学部・松本ゼミが徳島県牟岐町の「関西 むぎの日」でコラボイベントを開催
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TEL: 06-6605-3411
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