お知らせ

2024年12月11日

ハナムラ チカヒロ准教授が意識研究会において「風景のはじまりと終わり」をテーマに講演と対談を行いました

2024年11月30日 |現代システム科学研究科 環境共生科学分野

意識研究財団が主催する意識研究会は、人間の意識について総合的に研究する目的で領域横断的に開催され、これまでも文理問わず様々な研究者や意識についての実践的な取り組みをしている方々を招いて議論をしてきました。

令和5年度に「マインドアップローディング」「ウェルビーイング」「マインドフルネス」の3つのテーマで進められ、それを引き継いだ令和6年度は、テクノロジーと意識(意識の拡張)、里山と意識(意識のつながり)、仏教と意識(意識の深化)の3つの柱で進めています。その中の仏教と意識の部会では、瞑想・修行・死の三つをテーマに、チベット密教、禅、初期仏教の熟練者の発表が3回にわたって行われ、そのそれぞれの発表に対して、異なる分野で活躍していながら仏教に対する造詣が深い若手研究者を指定討論者として招聘しています。その枠組みでの招待講演でハナムラ チカヒロ准教授は「風景のはじまりと終わり」という題目で研究発表を行い、初期仏教の実践研究者と対談しました。
会場からも、初期仏教にとチベット密教におけるおける意識の概念の違いや、人にとっての環境認知と他の生物の環境認知の違い、その環

境をデザインするための条件などについて闊達な質疑や意見が寄せられディスカッションが行われました。

 

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