超小型衛星「ひろがり」の打ち上げ予定日決定による記者会見を実施
更新日:2021年2月12日
2021年1月29日(金)、大阪府立大学 小型宇宙機システム研究センター(センター長 小木曽 望)と室蘭工業大学 航空宇宙機システム研究センター(センター長 内海 正春)が共同で開発をおこなった超小型衛星「ひろがり」の打ち上げ予定日が決定したことによる記者会見を、関西プレスクラブと共催で開催しました。
記者会見では、開発に携わった教員や学生が、「ひろがり」の開発概要や「ひろがり」にかける想いを発表し、「ひろがり」が宇宙に打ち上げられ様々なミッションをおこなう様子をあらわしたアニメーション動画を初めて公開しました。また、現在は国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)で働いている、本学 小型宇宙機システム研究センターの卒業生から学生への熱いメッセージをいただきました。
「ひろがり」は、日本時間2021年2月21日(日)にアメリカ航空宇宙局(NASA)のワロップス飛行施設から国際宇宙ステーションへ打ち上げられる予定です。
なお、本記者会見は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対面会場とオンライン会場を併用して開催しました。
超小型衛星「ひろがり」について
「ひろがり」は、2Uサイズ(幅10cm×奥行10cm×高さ20cm)の超小型衛星で、新規展開構造物、アマチュア無線帯(VHF)での高速通信技術の軌道上での有用性を実証するため共同開発されました。
本学 小型宇宙機システム研究センターがバス機器、室蘭工業大学 航空宇宙機システム研究センターがミッション部分(ミウラ折り厚板展開構造)の開発を担当しました。
関連情報
お問い合わせ
大阪府立大学 小型宇宙機システム研究センター長
教授 小木曽 望
Tel 072-254-9245Eメール kogiso[at]aero.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。