大阪公立大学大学院医学研究科 視覚病態学
ひかりをまもる -Save your vision-
私達は患者さんの視機能をより良く、より長期にわたって維持するためにあらゆる努力を続けています。
最新の機器と知識にもとづく最先端医療を提供しております。

視覚病態学 手術症例数 Operation Number of Cases

Ophthalmology operation

視覚病態学 手術症例数

 当科の得意分野

加齢黄斑変性をはじめとする眼底疾患では、通常の眼底検査に加えて蛍光眼底造影、光干渉断層計(OCT)、光干渉断層血管撮影(OCTA)、眼底自発蛍光などマルチモダルイメージングを用いた診断を行い、 それらの情報を基にして最新の治療を実施しています。 硝子体手術は当科が最も力を入れている分野であり、最新のデジタル顕微鏡を用いた3Dヘッドアップサージャリーを導入し、糖尿病網膜症、黄斑円孔、 網膜剥離、ぶどう膜炎などあらゆる眼底疾患へ適用しています。さらに眼腫瘍を含む様々な眼窩疾患の診断と治療も得意としています。

 対象疾患

眼底疾患を中心とした幅広い眼疾患に対応しています。特に加齢黄斑変性の診療は全国有数の規模であり、一般的な抗VEGF療法だけでなく適応患者には光線力学療法も積極的に行っています。 また、糖尿病網膜症、網膜剥離、黄斑円孔など手術治療が必要な症例も数多く受け入れています。ぶどう膜炎、バセドウ病眼症、眼腫瘍に対しては最先端技術を用いた総合的診断を行い、病態の正確な把握と病状に即した治療提供を行っています。 その他、白内障の難症例や緑内障、斜視の診断と治療(手術を含む)も取扱っています。

Ophthalmology operation and measures

主な手術や処置の件数(2019年1月~12月)

手術・処置・症例等の名称 件数
水晶体再建術 1042
硝子体手術 429
緑内障手術 55
網膜復位術 5
多焦点眼内レンズ 30
眼窩内腫瘍摘出術 10
斜視手術 6