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堺市の理科教育振興を目的とした堺市学校理科展覧会が開催され、堺市内の小･中･高･支援学校に在籍する児童生徒の理科研究物や制作物11,680点の中から合計 740 点が展示されました。
この展覧会で大阪公立大学女子STEAM人材育成研究所が出展した科学実験ブースにおいて、IRISは連携事業（※）として、教職員並びに大阪公立大学工業高等専門学校の女子学生有志チームROSE（ローズ）と協働して、7つの実験を企画し、実施しました。さらに、当日の演示には、関西科学塾OGも協力し、交流しました。
※連携事業とは……IRISメンバーは、大阪公立大学が実施している、他のサイエンス･コミュニケーション関連事業にも、主にティーチングアシスタント(TA)として参加しています。

 第76回 堺市学校理科展覧会科学実験　概要

当日の様子　

　　　　　　　　

• 視覚的に変化が捉えやすい題材や子どもたちに参加してもらう場面を多く取り入れることで、身のまわりにある科学の存在や、そのおもしろさに気づくきっかけになるよう、工夫しました。夢中になって実験を楽しんでくれている子どもたちの姿を見て、科学に対するワクワク感を共有できたと感じました。
  

  津田　あすか（理学研究科　博士前期課程１年)
  
  

• 小学生が多く参加していましたが、みんなの興味が非常に強く『どうして？』と質問してくれるのがとても嬉しかったです。その『どうして？』に答えようと、なるべく簡単な言葉で丁寧に説明しようとしましたが、専門用語を使わずに分かりやすく説明するのは思ったよりも難しく、言葉選びに苦労しました。

近藤　美陽（理学研究科　博士前期課程1年）

• 非常に多くの子どもたちや、その保護者の方々にご来場いただき、私自身とても楽しく、やりがいを感じながら実験の演習を行うことができました。ご来場いただいた子どもたち、保護者の方々ともに、理科への興味や関心が高まっていれば、より身近に感じていただければ非常にうれしいです。
  

  水口　里奈（農学研究科　博士前期課程2年)
  
  

• とても楽しかったです。多くの方にご来場いただきとても楽しく、時間があっという間でした。印象に残っていることは、ワクワクした顔で小学生が「なんで？なんで？」と質問する姿です。また、理解した後は、「面白いな、すごい!!」という声を聞いて、この実験を行なってよかったなと実感しました。
  

伊藤　茉央（医学研究科　修士課程2年）

• 本番には参加できませんでしたが、ポスター作成や実験のリハーサルなど準備段階で協力できました。先生方やIRISさんの積極的なアドバイスやアイデアのおかげで、とても楽しい雰囲気でした。今回のイベントを通じて、異なる分野を専攻する友人もでき、貴重な経験となりました。
  

SHI　YUTING（工学研究科　博士前期課程2年）

※博士前期課程……≒修士課程　

参加者の声

• この実験を来年の自由研究でやってみたいなと思いました。今後、アルカリせいなどの研究も見てみたいです。
• 初めは原理が分からなかったけど、説明を聞いたら分かりやすく、楽しかった。
• 毎年やってくれていることはしっていたけど、今日はじめて来てみてとても楽しかった。とくに、電気を自分でつくるのと、たいきあつのが楽しかった。
• 公立大高専に行きたいです。
• じっけんが出来てたのしかった。またやりたいです。とくにでんちづくりが楽しかったです！
  
  
  

詳細LINK

・一般社団法人　関西科学塾コンソーシアム

・大阪公立大学　女子STEAM人材育成研究所

・大阪公立大学高専 女子学生有志チーム ROSE

・第76回 堺市学校理科展覧会（堺市WEBサイト）

※大阪公立大学女子STEAM人材育成研究所は、「女子中高生のための関西科学塾」の運営実施や教育委員会等と連携した活動を行っています。