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2024年12月9日

【採択部局決定】ダイバーシティ研究環境整備費制度

本制度は、2022年度~2023 年度に部局が独自に実施した、女性研究者や若手研究者が研究を継続し活躍するために支援した取組みのうち、本学の研究環境整備に貢献し、他部局のモデルとなるものを表彰するものです。

今年度は、8部局の採択がされました。採択部局には、今後も部局における支援体制を整えられるよう、 ダイバーシティ研究環境整備費 1研究科あたり 100 万円が付与されます。

採択部局

  • 現代システム科学研究科
  • 文学研究科
  • 法学研究科
  • 理学研究科
  • 工学研究科
  • 農学研究科
  • 医学研究科
  • リハビリテーション学研究科

Good Practice (優れた取組み) 


1.働き続けるための取組み
    • 会議/委員会の時間短縮、開始時間・開催形態の工夫(文学研究科)
    • ダイバーシティ推進コーディネーターの雇用(文学研究科)
      子育て・介護などのライフイベントを抱えている専任教員と、その所属教室に各種の業務支援を実施。
    • ダイバーシティ推進委員会の設置と活動(法学研究科)
      副研究科長が主導して、組織として業務量を把握。特定の教員に業務が過度に集中しないよう配慮し、休日出勤が求められる入試業務の調整なども実施。
    • ワーキンググループの立ち上げ(医学研究科)
      働きやすさ改革に向け、現状把握や病児保育の状況等の調査を実施。
    • FD研修の実施(文学研究科)
      研究支援員制度を利用している女性教員の実情報告を基に、現状と課題を討議。
    • セミナーの実施(リハビリテーション学研究科)
      女性研究者支援セミナーを開催し、月1回のアフターフォローミーティングを実施。
    • 授乳室を兼ねた休憩室や更衣室の設置(理学研究科、農学研究科)
    • 防犯対策の実施(農学研究科)
      防犯カメラの設置、女子トイレの盗撮防止用間仕切りの増設。

    2.研究し続けるための取組み
    • 研究書刊行支援制度(法学研究科)
      若手研究者の研究書刊行を支援する制度を提供。法学政治学分野をリードする出版社と契約を交わし、部局予算から、刊行費を助成する仕組みを構築。
    • 科学研究費補助金申請書の指導(現代システム科学研究科)
      若手研究者に対して、専門業者による科学研究費補助金申請書の添削を実施。
    • 研究成果発表促進(工学研究科)
      若手教員が研究内容を部局内外に発信する機会(研究科主催のシンポジウム)の提供。
    • インセンティブの提供(工学研究科)
      ポスター賞を創設し、工学研究科教授と学外からの参加者(産官学共同研究関係者等)による投票により、受賞者を選出。副賞として金一封を贈呈。

    表彰式の様子

    現代システム科学研究科

    現シス 編集

    文学研究科

    編集 文学_edited

    法学研究科

    編集 法学_edited

    理学研究科

    編集 理学_edited

    工学研究科

    工学 編集

    農学研究科

    農学 編集

    医学研究科

    医学編集

    リハビリテーション学研究科

    リハ編集

     

    ※グッドプラクティスの詳細については、女性研究者支援室までお問い合わせください。