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2024年11月20日
学内の連携事業(※)として、ノートルダム清心学園主催の「集まれ! 理系女子」の全国大会にIRISが参加いたしました。今回は7名のIRISが、高校生に対して、自身の研究内容を分かりやすく伝えるために必要な表現や説明方法を模索し、女性研究者支援室運営委員の先生方にもお力添えいただきながら当日に挑みました。また、女子中高生との交流時間には、IRIS一人一人がファシリテーターとして参加し、初対面の参加者同士の円滑なコミュニケーションを目指しました。
※連携事業とは……IRISメンバーは、大阪公立大学が実施している、他のサイエンス・コミュニケーション関連事業にも、主にティーチングアシスタント(TA)として参加しています。
2024年11月10日(日) 10:00~17:00
7名
[物理]
[化学]
[生物]
昨年に引き続き中高生の方々にポスター発表する機会をいただけたので、今年はその経験を活かして「重力とは何か」というところにスポットを当てて発表を行いました。中には事前にタイトルを見て絶対に話を聞きたかったといってくださる方やすでに大阪公立大学で宇宙を学びたいと考えている熱心な学生さんも来てくださり、発表にも熱が入りました。今年も他分野の方々に発表できる貴重な機会をいただき、ありがとうございました
覺 依珠美(理学研究科 博士後期課程1年)
初めての大学院でのポスター発表ということもあり、とても緊張していましたが、多くの方に興味を持っていただき、「研究内容が面白い」と言っていただけたことで、大変励みになりました。その一方で、高校の理科の範囲で分かるように説明するのは非常に難しく、自分の研究内容を噛み砕いて伝える力がまだ足りないと痛感しました。
近藤 美陽(理学研究科 博士前期課程1年)
高校生の発表と大学院生の発表をコラボするイベントに興味があり、迷わずに募集しました。東京に行くのが少し大変でしたが、発表会場の環境は整っていました。女子高校生の発表は新鮮な視点があり、大学院の研究と違う面白味があります。私は半導体についての研究を発表しました。専門性の高い内容で、伝わらないこともありますが、半導体のことに興味を持っているから頑張って聞く高校生もいました。向上心に感動しました。
SHI YUTING(工学研究科 博士前期課程2年)
高校生の研究発表に非常に刺激を受けました。多くの方が楽しそうに発表していたことが印象に残っています。研究テーマを面白いと思えなければ楽しむことが出来ず、打ち込めないという研究活動の初心に帰ることができました。本来サポートする側ではありますが、逆に良い刺激を受けることができる貴重な機会となったと思います。
赤井 茉裕(工学研究科 博士前期課程2年)
昨年に引き続き高校生に向けてポスター発表を行いました。高校生たちの柔軟な考え方に触れることができて楽しかったと思うとともに、高校生にとって伝わりやすい話し方を心がけるところに難しさを感じました。自分の研究や仕事内容を分かりやすく話すスキルは、就活はもちろん就職後も重要になってくると思うので、2年間参加させていただけたことは今後の人生への糧になりました。
山中 里奈(工学研究科 博士前期課程2年)
高校生の、興味・成果への喜び・新たな学び・将来への希望などであふれた空気を現地で体感でき、自分はこのような空間が大好きなのだと改めて実感しました。ファシリテーターとして交流した時間には、医師や獣医師、生物研究者になりたいといった声を聞くことができ、理系女子の明るい未来に嬉しくなりました。
松本 朋子(農学研究科 博士後期課程2年)
高校生が行う研究を初めて知る機会だったので、とても楽しみにしていました。実際に発表を聞いてみると、想像以上に本格的で専門的な内容に取り組んでいることに驚かされました。皆さんが自信を持っていきいきと発表する姿はとても印象的で、私もその真剣な姿勢に刺激を受けました。私の研究発表にも熱心に耳を傾けて質問をしてくださり、とても嬉しかったです。
山田 志帆(農学研究科 博士前期課程2年)
ノートルダム清心学園は、平成18年度に文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けて以来、女性の科学技術分野での活躍を支援できる教育プログラムの開発に取り組んでいます。
平成21年から、女子生徒の理系分野への進路選択支援と社会の意識改革推進を目指し、JSTのSSH交流会支援対象事業として、「集まれ!理系女子 女子生徒による科学研究発表交流会」を開催し、今回で16回目を迎えました。
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