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2024年12月9日

  • IRIS2024

未来の博士育成ラボラトリーの “理系女子学生による実験企画”にて、 IRISが科学実験ワークショップを開催しました

大阪公立大学 協創研究センター「未来の博士ラボラトリー」との連携事業(※)として、IRISメンバー3名による科学実験ワークショップ「IRISとまなぶ! わくわく科学実験室」を開催しました。
各メンバーのプロフィールと研究内容に関する自己紹介に続き、メンバーが各々企画した実験を班に分かれ順番に体験してもらった後、受講生からの実験や大学生活に関する質問にも丁寧に回答し、受講生との交流を楽しみました。

※連携事業とは……IRISメンバーは、大阪公立大学が実施している、他のサイエンス・コミュニケーション関連事業にも、主にティーチングアシスタント(TA)として参加しています。

イベント概要

日時 2024年1130日(土)13:3016:30
会場 大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス  A4棟
プログラム
  1. 開会行事
  2. ラボ所長あいさつ
  3. IRIS自己紹介
  4. IRIS企画実験
    ・Scratchで機械学習をしてみよう
    ・ジュースからDNAを取り出そう!
    ・たべもので電気を起こせ!
  5. IRIS質疑応答
  6. 講評・閉会行事
参加者

中学生:26

小学生:16名 (「堺サイエンスクラブ(小学6年生)」)
主催 大阪公立大学協創研究センター「未来の博士育成ラボトリー」
学内担当 未来の博士育成ラボラトリー(所長:川又 修一 教授工学研究科)
IRIS 3名

当日の様子

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 IRISコメント

今回初めてこのように自分1人で企画を立てて実行するイベントに参加させていただいて、とても良い経験になりました。機械学習は、顔認証や自動運転など、日常の様々な場面で使われています。それらの仕組みに少しでも興味を持っていただけるように意識しました。機械学習の魅力が伝わったのなら大変嬉しく思います。

松尾 美佑(情報学研究科 博士前期課程1年)

DNA抽出実験では、教科書に載る試薬や機器を使い、予備実験を繰り返して当日失敗しない方法を確立しました。実験当日は、参加者の皆さんが目を輝かせながら取り組む姿が印象的で、科学の楽しさを伝えることができたかなと思います。30分の時間をフル活用した実験を通じ、身近な食品にも科学があることを知る機会になれば嬉しいです。

荒木 優里奈(理学研究科 博士前期課程2年)

このイベントでは実験の企画から当日の運営まで携わることができました。実験企画においてはオリジナリティが出るように工夫したり、参加者にとって学びのある実験にしたいという思いで励みました。参加者からのコメントで「実験が面白かった」「説明がわかりやすかった」等の声をいただき、非常に達成感を感じることができました。

赤井 茉裕(工学研究科 博士前期課程2年)

 参加者の声

  • 楽しかったです!11つていねいにおしえてくれて、実験もあまりできないような体験をさせていただきありがとうございました!!
  • DNAや果物電池の実験は、⾝近なものでできて楽しい実験だと思いました。scratchは普段触れる機会がないので、新鮮でおもしろかったです。
  • 実験1では、持ってきたぬいぐるみがちゃんとAIに判断されていておもしろかったです。実験2では、オレンジジュースの⽅はうまくDNAがとれましたが、にんじんのほうがなかなかとれず苦戦しました。ですがDNAがしっかり⾒れてうれしかったです。実験3は、学校の「電池」の知識が使われているところもあったので改めてイオン(電池)について学べました。
  • どれもとても楽しかったしおもしろかったです。1つ1つていねいに分かりやすくて聞きやすかったです

未来の博士ラボラトリーとは

大阪公立大学では、堺市教育委員会・教育センターと連携し、科学リテラシーの高い中学生を対象に、本学教員による高度で多様なSTEAM教育プログラムを提供することで、次世代を担う科学人材の育成活動に取り組んでいます。

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